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ポジウィル アラフォー転職活動体験談①~ありたい自分になるまで~

「永井さん!内定が出ました!!」

POSIWILL CAREER最終面談の2日前。
ついに希望していた企業から内定が出て、トレーナーの永井さんにチャットで報告をした。
なんて劇的な、まるでドラマのような展開である。

しかしながら、そこまでの道のりは険しく厳しい物であった。
アラフォーで初めての転職活動。60社以上、書類選考が全く通らない日々。
自分は誰からも必要とされていないのではないか。
繰り返し湧き出るこの感情がさらに苦しさを増幅させていた。

そんな中、今回の転職成功の決め手は何だっただろうか。

  1. 職務経歴書を書く際、自己中心から採用側の視点へ切り替えられた

  2. 乗り越えた修羅場を経験値として昇華できた

  3. 相性の良いエージェントとの出会い

この3つが大きなキーポイントになると思う。
自分との向き合い方、そして行動の変化を記録したい。


■経歴

経歴を簡単に触れておく。
新卒で入った会社の15年以上勤めていた。(転職活動スタート時)
カスタマーサポート → 労務事務 → 営業事務 → カスタマーサポートと、のべ3つの部署を経験してきた。
カスタマーサポートが経歴としては一番長い部署になり、それが転職活動のネックになったのも事実である。

POSIWLLL CAREERは約3か月のキャリアデザインプラン(当時)とその後、年間サポートプラン(当時)とで、延べ約1年3か月受講。
どうしたらいいか分からないと自分自身が迷子になり、また認知の歪みを治し、自身の言語化能力向上のために門を叩いた。
詳しいことは最初の3か月プランが終了した際に体験記を書いているので、こちらをどうぞ。


■転職活動の初期の苦しみ

~不安で苦しい、動けない。壁にぶつかる暗黒時期~

年齢的に失敗できない、不安との闘い

私の勤めていた所はいかにも昭和的な、いわゆるブラック企業の部類にも入るような企業であった。怒号が飛び交い、心理的安全性が担保されない環境。こんな所から早く抜け出したい。そう思う日々。
一方で、転職先が今よりも更にブラックだったらどうしよう。次の職場環境や職種が合わなかったらどうしよう。年齢的にも次の転職は更に厳しい。
失敗したくない、失敗できない。そう思い詰め、自分自身をがんじがらめにし身動きが取れない状態であった。

カスタマーサポート・・・もう嫌だ!

to Cでのカスタマーサポートにも心底疲れ切っていた。
理不尽なクレーム、脅迫まがいな揺さぶり・金品の要求等いわゆる「カスハラ」にもあっていた。
心身共に負担がかかるこの仕事から脱却したいというのも、転職活動を始めた要因の一つである。
「CS関係以外に人生を進められないならもう生きていたくない」
当時も『飛躍した負のループ』と自覚はあったが、かなり強い言葉を永井さんとのチャットで残していた。

でも何がやりたいのか?自分ではわからない。
未経験職への挑戦は30歳くらいまでとぶった切られる。
じゃぁやっぱり苦しみながら一生、顧客対応の仕事をやらなければいけないのか。どんどん沼にはまり、抜け出せない日々が続いていく。

エージェント登録すら通らない・・・

企業の選考を進める以前に、転職エージェントにすら断られるというショックなことが続いた。
「現在ご紹介できる求人がございません」というメールが各社から送られてくる。現在の業種や職種など基本的な情報しか入力していないのに、いったい私の何がわかるのさ!!やっぱり年齢で切られるのか!?
私はどこからも必要とされていないのではないか。。。
くやしさと怒りと絶望が入り混じった感情が体全体を覆いかぶさってくる。

求人票チェック・エントリーの苦しみ

そんな気持ちを永井さんに打ち明けたところ、以下のようなコメントが返ってきた。
「受け入れ求人者数が多くなると自社の持っている求人のターゲットにマッチする人を優先する。したがって別のエージェントを探す、もしくは求人広告中心の転職に転換すること。
前向きな思考と適度なコンパッションを持って前に進むことが大切」と。
負の感情を吐き出せる場があること、そして客観的かつ背中を押してくれるアドバイスをもらえる環境があること。キャリアの伴走サービスを受ける大きなメリットの一つである。
1人での活動だったらきっとここで挫折していた。

さて。とはいえこの頃は自己受容ができていない状況であり、まだまだ負の感情が強い時期でもあったので、求人を見るだけでも苦しさを伴っていた。
求人票を見ていて、この内容の仕事だと自分の良くないこの特性が発揮されてしまうのではないか、どうせ応募しても落ちるだろう、とか。
挑戦してもいないのに、実際に何か起こったわけでもないのに、空想上の不安がぐるぐると巡り自分を縛っていく。身動きが取れない。
なんとか力を振り絞ってエントリーをしてはみる。

そんな中、ある時ふと応募企業のリストを見返したところ衝撃が走った。
大手企業ばかりになっていたのである。
「私、落ちるために、転職活動がうまく進まないと言い訳するためにエントリーしていない・・・?」
これは以前読書ワークで読んだ本、「嫌われる勇気」の目的論の思考である。

あまりにも恐ろしい気づき。
この気づきに深入りすると精神的に壊れてしまう。
思わずカラダがこわばった。
でも、気づいたならとりあえず行動してみようと考えられるようになったのは、少しは俯瞰して自分の事を見られるようになった兆しである。

その②に続く。


◎お世話になったPOSIWILL CAREER
 「どう生きたいか?でキャリアをきめる」

◎そして本当にお世話になったトレーナの永井さん


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