株運用のルール３

この章では、株におけるポートフォリオを語っていきます。

株のポートフォリオ基本戦略（心構え）

これは投資において結構大事なこと。投資：現金の比率をはじめから決めて（キャッシュポジション）を徹底的に維持しましょう。
このルールを守るだけで、自然と「株価が高い時はあまり買わない。株価が安い時はバンバン買う」が実践できる。比率は７：３か、８：２で考えればよいと思う。

例
株を始めて、7割の資金でいろんな株を買ったとします。その後、株式市場が過熱したら、もっている株の株価も上がり含み益になる。もっている株の値段が上がったのであなたの所有株の配分は「8割株、2割現金」になってしまう。この時に貯蓄しておいた現金を補充するのです。これで「7割株、3割現金」に戻る。更に株価が上がったら、また現金を補給する。この間一度も株を買わない。

今度は逆に日経平均が暴落したとします。所有する株の株価も暴落するでしょう。この時3割現金を持っている。今、あなたの持っている銘柄の株価も暴落してポートフォリオは「5割株、5割現金」にいる。そこであなたは「7割投資、3割現金」のポートフォリオになるように現金を使用して、良さげな銘柄を買う。もうこの時点でいつも投資資金全額を投資している素人よりもあなたが稼げるのです。

大事なのは最初決めた比率を守ること。大暴落が起きて株価が下がったら占めたもの。ガンガン買っていけばよいのです。