Vol.9 一番好きな国
一番好きな国はどこだろう・・・
ぼくはこれまで9ヶ国の国、合計1年近くを海外で過ごしたことがある。好きな国はどこ?と聞かれたら、ぼくは
「ニュージーランド」
と答えるだろう。
なぜニュージーランド?
ぼくがニュージーランドを好きな理由はただ一つ、「思い出が深い」に尽きる。初めての海外がニュージーランドだった。ぼくの退屈な日々に大きなくさびを打ち込んだのが初海外の経験だった。これから先、どんな場所に行ってもその時以上の衝撃はないと思う。
そういう意味でいうと、初海外がほかの国であればその国のことを一番好きと言っていたかもしれない。でも、ぼくはニュージーランドが初海外だった。それはまごうことなき事実で、これからも変わらない。
ニュージーランドのよさ
このコラムが掲載されるマガジン「今日も世界のどこかで」の中には、ニュージーランド在住のかわもんのコラムも掲載されている。ニュージーランドのすばらしさはぼくよりも彼女のほうが断然知っているので、ぼくはぼくのニュージーランドの思い出を少しだけ書いてみよう。
ニュージーランドを旅して、一番いいなと思った都市は首都ウェリントン。首都でありながら、落ち着いた雰囲気の漂う街並みに心奪われた。おしゃれなカフェにボリューム満点のハンバーガー、滞在時はちょうど夏だったこともあり海辺でくつろぐ多くの人を見ることができた。
日本とは違う空気を感じながら街中を散歩することがぼくの旅の一つの楽しみだ。ウェリントンは住宅地もきれいに整備されていて、散歩をするにもとってもわくわくした。東南アジアの独特な感じも好きなのだが、やはりそれとはまた違った感覚を味わうことができる。
もう一つぼくの好きな場所。それはアベル・タスマン国立公園。ぼくがニュージーランドで唯一キャンプした場所。3時間以上のトレッキングを経てついた誰もいないビーチは最高だった。夜になると、満天の星空が広がり感動を覚えた。
あなたの好きな国はどこ?
好きな国を聞かれるとおそらく悩む。一番印象に残っている国であれば、簡単に答えられるはずだ。(それがいい思い出なのか悪い思い出なのかは定かではないが...)
いろんな国に行って、それぞれの国のよさを知ることができた。まだまだこれからもっといろんな国に行ってみたい。
あなたの好きな国はどこですか?
いざ聞かれると迷う質問。明確な答えを持っているもよし、いろいろあって選べないもよし、まだ好きな国に出会えていないもよし。結局は何でもいいのだ。
このコラムを読んでくれている人は、少なからず海外に興味のある人だろう。人の好きな国を聞いて、自分で行ってみて自分もそう思うのか考えてみる。
大事なことは自分で経験して、自分の感覚を大切にすること。
脱線してしまったけど今日はこの辺で終わり。
2020.6.11 こーだい