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コロナ受難3「オンラインは教育に革命を起こすだろう。緊急事態宣言はいつになったら解かれるのだろう。」


私は政府は心の中にあると思う。
政府は心の中の正負。
深く悩む必要のない人の正負は心の表層にあり陽を浴びる。
その姿は阿部さんの奥さんを見ればわかりやすいのかもしれない。
深く悩む必要のある人の正負は心の深層にあり陰から遠くの陽を眺める。
私の政府はとてもじゃないけれど表層にはない。
私にとっての政府が心の中の深層にあるのは貧困層に生まれたからだ。
私は深い心の奥底にいつも手を伸ばし底ばかり見つめて生きる必要があった。
闇の中に引きこもる。さもなければやってられない。目の前にはいいことなんて何一つ無い。そんな景色が表の、現実世界に手遊びとして現れる。Fingertip spectacle(指先の壮大な光景)が私のアーティストとしての天職になった。手遊びは面白い。


現実の目の前にある時間と空間は何にもない。
表層の浅い所にとれるものはなにもない。
私の政府はいつも深い心の底にある。そしてどんなに手を伸ばして爪でガリガリと削り取ろうとしても取れない。私の政府は晴れやかな明るい所にはない。
政府の機能が麻痺した時、私の正はボロボロと簡単に剥がれ落ちる。
コロナ受難は陽の位置を変えた。これを機にわずかに正負が入れ替わる場所が生まれた。

私は学校を運営している。
先月よりオンライン授業を実施、今の所成果を感じる。
対面授業の代替はオンラインで十分対応しうる。
緊急事態宣言(以下=緊事)が解かれた後も希望者にはオンライン授業を継続する予定だ。例えば近郊の生徒でもオンラインと対面を上手く使い分ければ通学の交通費をかなり安く上げることができる。又、今行っているエスキースという構想をたてる授業は対面よりオンラインの方が遥かに指導しやすい。緊事が解かれた後はオンラインを上手く利用することはもう決めている。

これからオンラインは教育に革命を起こすだろう。なぜなら日本中どこにいても「この先生に習いたい」が可能になるからだ。これまでは地の利で生徒が学校や先生を選べなかったが、これからは生徒が習いたい先生を選ぶようになる。これは小学校も中学校も同じだ。
いずれ学校において指導要領に沿った画一的な指導が不毛になる。
少なくとも画一的な指導の部分はAIにやらせればいいだろう。
それが正負が入れ替わった瞬間だ。

私が運営する美術予備校においては、芸大美大生が予備校を通さず直接オンラインで受験生とつながり、指導を始めることができる。これまで予備校で学生が十分に稼ぐことができなかったが、これからは十分すぎる利益を挙げられるようになるだろう。私が大学1年生の時大手予備校で指導した時の稼ぎは、月5万円程度、年間にすると100万程度だった。苦学生だった私は生きていくために頑張ってクラスから芸大の現役合格を出した。予備校の利益が跳ね上がるほどの成果を上げた。予備校では救世主と言われたが報酬が上がることはなかった。今は波があるが流石にかつての10倍程度の利益は上がる。つまり、学生でも優秀であれば私程度稼ぐことが可能になるのだ。私はその足がかりとなるモデルを作ろう。そして正負をひっくりかえす。私が兼ねてより計画している天才育成計画のアリンス計画の一歩となるかもしれない。そうすることで私の心の負がボロリと剥がれ落ちて、暗闇にこびりついた思いがやっと陽の目を見ることになる。
オンラインによって美術予備校も、芸大美大の政治も変わることだろう。
モデルを作り学生に道を作っても、私は私の需要があるので私の利益は減らない。

GWが開ければようやく多くの学校がオンライン授業に着手するのでその成果は自ずと知れ渡る。


今日は4月30日。
昨日までの流れとしては、兼ねてからの予想通り緊事がGW開けには解かれないことが周知された。
皆さんご承知の通り、PCR検査は一部でしか行われていない。身の回りで風邪の症状にある人でPCR検査を受けられた者がいるだろうか。
公表されている数字よりも、残念ながら感染者数と死亡者数は桁外れに多い。
これが顕になるのは事態が終息して本格的な調査が行われてからだ。今の日本に実態をリサーチする力はない。
今報道されている数字を見ても意味がない。

昨日までの報道により、緊事は5月末までに延期された。
次第に誰もが5月中に事態が収まるわけないと思うだろう。
ワクチンがない状態では事態の終息が不可能であることくらいはそろそろ皆が気づくだろう。
日本の今の状況を招いたのは一ヶ月程前、感染していると気づいていない人が悪気なくウィルスを巻き散らかしたからだ。感染に気づかない人が今何人いると思う?ワクチンがない今。国民全員に精度の高い検査をなされず、感染者が潜伏していることを完全に否定することが不可能な状態で緊事が解かれることはまずない。

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