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四禅定の段階から観察する四大宗教の世界観 欲界e 人間の世間1

そのうち有料になります。メモ。

人間の世間は、多くの場合、餓鬼道から人間へと上がる原則、畜生道から人間へと上がる原則、阿修羅道から人間へと入る原則、欲天道から人間へと入る原則、地獄道から人間へと上がる原則、人間から人間へと入る原則、欲界以外の色界から人間へと入る機軸、無色界から人間へと入る機軸、色界から欲天道へ入り、欲天道から人間へと入る機軸、無色界から欲天道へと入り、欲天道から人間へと入る機軸、無色界から色界へと入り色界から欲天道、人間、阿修羅道へと入り、人間へと入る機軸、が在る。

この原則と機軸は、観念の世界観とは違う、単なるプログラム、波の原則、波の機軸で在り、実在しない。また実存のない非観念の世間でしかない。

人間の世間は、その原則と機軸の寄合により現れた実存で在り、その原則と機軸の寄合により、喜怒哀楽が生まれ、また滅している。

社会生活の中で、その原則と機軸はどのように現れ、どう滅しているか、じっくりと観察することをし続けている人は、おおよそしあわせ感が増し、おおよそ不快感が減る。

仏教の世界観とは、ほぼ毎日が地獄、餓鬼、動物、阿修羅、人間、欲天、色界、無色界のごった煮であり、その原則と機軸を観察によって分類化し、ただ在り有る我れ、を分析し続けるための、世間、である。

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