就活の進め方

はじめに

 私は新卒就活で約50社以上落ちました。そんな私の就活当時のスペックは21卒、私立大学文系(偏差値40後半くらい)、コミュ障、ガクチカ特になしといった感じの低スペ陰キャ大学生です。
 当時私が就活を始めた(面接を受け始めた)のは大学3年生の12月からで比較的周りよりも早い時期から就活をしていました。しかし結果は惨敗。後からゆるゆる就活を始めた同級生が次々と内定をもらい就活を終え行く様を指を咥えて見ることしかできませんでした。この時点で40社以上落ちています。そんな自分に絶望を感じつつも気がついたら秋になっていました。
 ですが大学4年の10月頃から徐々に就活のコツを掴み始め最終的にはシステムエンジニアとして大学卒業間近の1月中旬頃に内定をいただき現在はその会社で新卒1年目として働いています。
 今回のnoteでは就活課やハローワークを使うことのメリット、コミュ障の直し方、面接での受け答えのコツ、志望動機の作り方について解説していきます。
 あの頃の苦しんでいた自分自身にアドバイスしたい内容を書きました。今現在、就活で苦しんでいる方やこれから就活を始めるがどう進めていいか不安に思う方にとって非常に参考になると思いますので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

大学の就職課とハローワークを使うことのメリット

 まず就活を成功させるためにやるべきこと、それは頼れるアドバイザーを見つけることだと断言しておきます。
 先輩や親を頼るのもいいですが就活のアマチュアですのでアドバイスが役に立たないケースもあります。就活のプロである大学にいる就活課の先生や新卒ハローワークの相談員の方に相談しに行きましょう。私は4年生の8月ごろから大学の就活課の方と毎週Zoomで面談を行って受ける企業を一緒に探してもらったり、面接対策などをしてもらいながら就活を進めていました。
 就活課やハローワークの相談員のところへ行くメリットは主に2つです。一つは豊富な就活ノウハウを持っていて履歴書作成やエントリーシートの作成と添削や面接対策を無料でやってくれること。二つ目はメンタルのケアをしてくれることです。私のような50社も落ちる人間はメンタルがかなりやられますので面接で落ちてしまった都度、メンタルのケアをしてもらえたのが、諦めずに続けられた理由だと思います。
 ここで間違っても新卒エージェントを使わないでください。新卒エージェントは就活のプロですのでアドバイスはいただけるのですが、紹介してくれる企業が怪しいものばかりで待遇や社風が自分に合わないと感じる企業ばかりでした。

コミュ障の直し方

 私も非常にコミュ障でした。今でもそうですが初めての人と礼儀正しくはなさないといけないとき緊張してしまいます。ちなみにここで言うコミュ障とは、相手の質問に対して何をどうやって話していいかわからないというタイプの人です。
 結論、直し方は決まった返しを持っておくことです。いわゆる想定問答集と呼ばれるものです。これは賛否両論ありますが、自分がコミュ障だと思うなら、想定問答集を作って練習することをオススメします。
 その想定問答集をペラペラ喋れるくらい練習することをしましょう。営業でも同じですが、質問されることや断り文句、プレゼンのトーク内容は大体決まっているので、しっかり準備を練習をしてスラスラ言えるようにしましょう。
 想定問答集のメリット2点あります。一つは本番で別のことを考えるのに頭のメモリを割くことができる。もう一つは聞かれた質問に上手に答えることができる点にあります。結論がすでに決まっているので結論から話して理由を説明する作業になります。
 デメリットは、緊張に負けて早口になったり、想定していない質問と想定している質問の答え方がバラバラになって面接官に見抜かれるという点です。とは言うものの、コミュ障な方は説明する力のベースができていないので想定できる問答でつまずいて落とされるくらいなら、やらないよりやったほうがましだと思います。コミュニケーション能力の高い人が面接で、想定問答集作るなと言いますが鵜呑みにしないでいいと思います。
仕事をやっているときも重要な考え方になると思います。

面接での受け答えのコツ

ハローワークの相談員の方からいただいたアドバイスなのですが、面接での受け答えはすべて、結論から話すことと、理由を話すときは理由の数を言うことです。こうするメリットは2つです。一つは聞き手が話し手の話題に興味がでるから。二つ目は理由の数を言うことで考える時間が稼げるからです。

例えば、
結論から話すテクニック。はじめに「結論、~」とつけます。こうすることで自分の頭の中の考えが整理されるのと、相手も結論を言われたら大事なことだと認識し聞こうと思ってもらえることです。

理由は数をまず言うというのは例えば、「御社の志望動機は5つあります、1つ目は~」といった感じです。聞き手としては、5つ話題があるという認識ができるので、一つ一つの説明がわかりやすいと感じます。

志望動機の作り方

私は志望動機を考えるのが一番苦手でした。これを読んで頂いている就活生のみなさんも苦手に感じてらっしゃるとおもいます。私がたどり着いた志望動機の作り方を教えたいと思います。

 人事が面接で言ってほしい志望動機は、その会社の理念や社風、その会社ならではの技術的な強みを、HPや説明会、リクナビを参考に当社の魅力はここ!と言っているものを面接で伝えることです。
 なぜかというとその企業の人事立場の方は自分達の会社に合う人材を取りたいと考えています。ですので説明会でうちの魅力を伝えてそれが良いなと思ってくれる就活生が面接に来てほしいと

志望動機の話し方例
「御社の志望動機は5つあります。まず〇〇という理念に共感したこと。〇〇な社風。会社説明会で話してくださった人事や社員さんの印象。御社の研修などの充実した制度。御社の〇〇という強みの5つです。」
このような言い方ならなぜうちの会社なの?っていう説明にもなっていますし、他の会社でも同じ理由で話せるため抑えておくと良いと思います。

まとめ

成功に一番大切なことはネバギバ。
 私が就活で内定をもらえた一番の理由は最後まで諦めなかったことだと思います。YouTube大学の中田さんは成功に必要なことは3つだと言います。
1つ目が他人に自分の目標を言うこと。
2つ目が他人に助けてもらうこと。
3つ目が諦めないことだとおっしゃっています。

私がやったのも大学の就活科の方に相談して助けてもらうことをしました。
そして3月末まで諦めないと覚悟を決めて自分のスケジュールの限り就活をしました。最後まで諦めない不屈の精神こそ、いつの時代の成功者がもっている普遍的な素質だと思います。

 以上私の就活ノウハウでした!参考にしていただけると嬉しいです。
ではまた!


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