英検5級

今日、飲食店の1テーブル、家族連れ。
入店早々ファーストオーダーを終えるとすぐに父親はスマホに夢中、3人いた子供達は皆ゲームに夢中、そして母親は何やら電話をしている。
開口一番「英検5級受かってるか知りたいんですけど!」と名乗りもせずに食い気味に強めの口調で話し出した。
うわ、電話相手可哀想…英検5級ごときでその態度!?と同情しながらふと考え込む私。
流石に流石にお母さん本人じゃなくて息子か娘だよな…?だとしたら1番上の子まだ小3ぐらいだし凄いことか?
そんな事を考えていたら次第に頭を流れてくるのは友人達が資格や検定の勉強をしているシーンばかり。そこで私は初めて英検5級の価値に気付かされる。何にもならないたかが英検5級な訳がない。英検5級はそれ自体の価値は大きなものではないのかもしれないが、1つの事を極めたという事実を証明する大切な指標となる。何も極めていない私が英検5級を馬鹿にする権利などない。むしろ1つの事に真剣に取り組める人の方がいいに決まってる。
改心した。でも私は資格をとる人生に今から変えることは出来そうにない。仕方ない。それが出来る人を尊敬して自分は自分らしい生き方を模索し続けよう。

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