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南大東島旅行記 おてつたび編

2022年も2週間がたちました。いかがお過ごしでしょうか。
新年の抱負は毎年『健康に過ごす』にしています。これが結構難しいんですよね…笑

12月27日から1月3日に『おてつたび』というサービスを利用して南大東村観光協会様にお世話になりましたので、お礼も込めて記事にしたいと思います。この記事は主におてつたびを利用してどんな体験をしたか、その体験からどんなことを思ったか、が中心になります。南大東のDeepすぎる観光編は別の記事で。

私ははじめてのおてつたびでした。
率直な感想としては、時間はあるけどお金のない学生にとってさいっっっっこうの一言です。得たものが多すぎてまだ消化できていません、、、

①おてつたびに参加したきっかけ

私は旅行が好きで、大学の長期休みを利用しては日本や世界を旅してまわりました。学生最後の冬休み期間を利用して、普段はなかなか行けないところに行きたいと考えていた時に発見したのがおてつたびでした。

おてつたびの仕組みを知った時、なんてすばらしいシステムなんだと感心せずにはいられませんでした。こんなに完全にお互い(働き手と雇用者)がWinWinになれるシステムはないんじゃないかと。今後もっと大きくなるだろうから体験しておこうという気持ちもありました。

そして11月のおてつたびMeet up #28 に参加した際に出会ったのが、南大東村です。普段行けないところに行けて尚且つバイト代が出るなんて、、、即決で参加を決意しました。


②さっそく南大東島へGo!

バイト先(って言うだけでなんか面白い)の南大東島は沖縄本島から約400km離れた絶海の孤島です。

こんなところに島があるなんて知らなかった


最寄りの関西空港から那覇で一泊して、南大東空港に到着したのが年末27日の午前9時。その日の大阪は6度とめちゃ寒。南大東は18度くらいでしたが小雨が降り風も強く、意外と寒い!ここからの一週間、ヒートテックの超極暖が欠かせないものになります。笑

普通に冬。マフラーも使います

空港で南大東村観光協会の方と合流!
無事到着できてよかった~
自己紹介を済ませた後、宿泊施設に向かうのですが…

③南大東の洗礼を受ける

『突っ立ってないで、フクロウが怪我してるから手伝って』

宿泊施設に到着してすぐに言われた言葉が、これ。

ダイトウコノハズク。え、めっちゃかわいい!!

なんでも、羽を怪我したダイトウコノハズクを村の人が見つけて連れてきたそう。島に動物病院はないので、飛行機で沖縄本島まで届けるらしいです。ストレスにならないように新聞でぐるぐる巻きにして、本島に無事送り届けられました。こんな近くでフクロウを見たことないし、来て早速珍しい経験ができてラッキーだなと思っていましたが、ここからが本番。

島のガイドさんのご厚意で観光ツアーに同行させてもらうことに。
ここで聞いたガイドさんの話と、南大東の観光名所があまりにすごすぎて、おてつたびもしてないのにおなか一杯。詳しくは観光編で。

圧倒されたまま宿に帰宅。観光協会の桃原さんに作っていただいた夕食をいただき(ありがとうございます!)ひょんなことから宿の人たちとのバスケの3on3に参加することに。いや私全然運動できなくて体育の授業は大嫌いだったんですが!流されるままに村の体育館へ、、、
普段しないことを急にしてはいけません。完全に疲労困憊して帰ってきました。笑
(勿論おてつたびとは何の関係もありません。私の自己責任です)

初日だけで一か月分くらいの経験をして正直何が何だか。
果たして明日からきちんと仕事できるのでしょうか…

④観光協会でおてつたび

翌朝、全身筋肉痛の体で出勤。
島の中心部にある『ふるさと文化センター』で受付をしたり、観光協会として電話対応を行うのが主な仕事になります。

一週間お世話になります~
島の文化財が展示してあります

初日は観光協会の桃原さんもいらっしゃったので、色々と教わりながら仕事を覚えていきます。全然難しくなかったのですぐに覚えることができました。ただ私も南大東島に来て2日経っていないので、観光客の方からの質問にはほとほと困りました。

そんな時は
「実は私ここにアルバイトで来てて、昨日初めて来たのでわかんないんですよね」
と正直に言いました。
すると観光客の方も
「え、そうなの?すごい、こんなところでバイトやってるんだね~」
てな感じで面白がってくれて会話も弾みました。
考えたら大阪から来て2日目の大学生が島の施設でバイトしてたらえっなんで?って思いますよね。おてつたびっていうサービスがあって~~と説明すると皆さん感心されていました。ほんとに素敵ですおてつたび。

バイトはお昼の13時までだったので、午後は借りた原付で島を一周したり写真を撮りに行ったりと南大東ライフを満喫することができました。

さとうきび畑と青空のコントラストが素敵
海水100%のプール!
手つかずの大自然!

こちらも詳しくは観光編をご覧ください。

バイト以外では宿の人たちとBBQしたり
島のご意見番みたいな方に釣ってきたばかりの魚のお刺身をいただいて島の歴史を教えていただいたり
星空がめちゃくちゃきれいだったり
成人式のお祝いにお邪魔したり
人生で初めて初日の出を見たり
とにかく充実した一週間を過ごすことができました。ひとつひとつ書き出すと終わりません…!


⑤おてつたびを利用してよかったこと

地域の良い点と課題点を学ぶことができる

おてつたびは地方でバイトしながら旅行するだけではありません。大事なのは地域の人と交流する機会がたくさんあることです。長年地元に住む人だからこそ知っている歴史や文化を学べたり、また地元が抱えている課題を住民の目線で知れるのは貴重な経験だと思います。


第二の故郷ができる

私が一番素敵だと思ったのが、第二の故郷ができることです。

おてつたび最終日、空港へ向かう車の中で桃原さんがおっしゃってくれた言葉がとても心に残っています。

「疲れたらいつでも南大東に来てゆっくりしたらいいからね」

生きていればいろんな大変なことがあるけど、そんなときに帰る場所があることの幸せ。帰る場所は家だけじゃなくて日本の何処かだっていい。みんながいろんな故郷を持てばもっと幸せな社会になれるんじゃないか。

私は素敵な故郷を持つことができて、そう言ってもらってすごく嬉しかったです。

桃原さんをはじめ南大東村観光協会の皆さん、宿泊先の月桃ムーンピーチで出会った方々、島で出会った全ての方々、ありがとうございました。また会いに行きます!

読んでいただきありがとうございました。






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