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チャイコフスキー 交響曲第6番 「悲愴」 第4楽章

のまにまに DTM Orchestra
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第4楽章 Finale. Adagio lamentoso - Andante - Andante non tanto

後述するように、
自筆譜におけるチャイコフスキーの速度指定は Andante lamentoso
ソナタ形式的な構成を持つ複合三部形式、ロ短調

冒頭の主題は第1ヴァイオリンと
第2ヴァイオリンが主旋律を1音ごとに
交互に弾くという独創的な
オーケストレーションが行われており、
第2ヴァイオリンが右側に配置される
両翼配置の場合、
旋律が交互にステレオ効果で
聴こえてくる音響上の試みである。
なお、再現部では第1ヴァイオリンにのみ任され、
提示部のためらいがちな性格を
排除しているのも興味深い。
音楽は次第に高潮し、
情熱的なクライマックスを形作り、
その後ピアニッシモでタムタムがなり、
再現部の後は次第に諦観的となり、
やがて曲は消えるように終わる。

演奏時間は9分から11分。
晩年のレナード・バーンスタインが
ニューヨーク・フィルハーモニックを指揮した盤のように、
17分以上かけている非常に遅い演奏もある。
Wikipediaより

2017年12月 作成

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