#079|洗車
どうも、コッチーです。
教員の職に就いてから早くも1ヶ月半が過ぎようとしています。毎日バタつきながらも必死に食らいついていこうと奮闘しているところです。どうか温かい目で見守っていただければ幸いです。久しぶりにマトモな長文を書きたくなったので更新することにしました。それでは、本日も元気いっぱい綴っていきます。
実は先日、僕の愛車である78プラドがぶっ壊れた。
3/1、初出勤の日。ドキドキしながらも「今日から恩師と一緒に仕事が出来るのか」と胸を躍らせ、ルンルンで家を出た。
そんな矢先の出来事だった。
職場の駐車場に着いて一旦エンジンを切り、駐車場所を確認。さて停めるかとエンジンを掛けようとするともう二度と掛からなくなってしまった。
うんともすんとも言わない。
慌ててボンネットを開け、知らないなりにカチャカチャやってみるが、一向に改善する様子がない。恥ずかしい。
次々に出勤してくる他の職員の方々からはさぞ怪しい奴だと思われたことだろう。
いつもの駐車場に、スーツ着た見知らぬ男が、なんかデカい黒い車のボンネットを開け、手を真っ黒にしながら「今日からお世話になります!」と挨拶する状況。恥ずかしくて目も当てられない。
印象に残ること間違いなしだ。
その日から昨日4/15までの1.5ヶ月間、僕の愛車はずっと入院していた。会いたかった。
ここからが本題。
てなわけで、先ほど墓参りの用事を終えて洗車に行ってきた。
ここで問題に直面したのだ。
ちなみに車の故障ではない。
利用者の道徳に関する問題である。
まず、全くこの問題とは関係無いので割愛しても差し支えない内容なのだが、なんか言いたいので「僕がなぜこのタイミングで洗車に行ったか」から語らせていただきたい。
僕は初出勤の翌日から代車生活をしていたため、本当に乗っている車が何なのかをきちんと伝えられていない職員の方は多いと思う。
整備屋の都合で別の代車に乗り換えた時は「ようやく車帰ってきたんですね!」と言われてしまったが「すみません、まだです。代車です。」と答えていた。
それだけ焦らした後に「僕の愛車がやっと帰ってきました!」と言いながら小汚い車で出勤するのは些かダサいと思ったので、ピカピカにしたかった。
そして、日曜夜の洗車場は大概空いている。日曜日にお出かけをしたら、夜は月曜からの仕事に備えて早めに寝るのが普通だからだ。
洗車場に行き、いつものパネルで操作をする。200円引きクーポンが発行されていたので「お☺️」という気持ちになり、ついついお高めなオプションも付け、結果的に高くついた。狙い通りの動きをするカスタマーであろう。
モコモコ泡で洗車し、洗車機は何度も往復を繰り返し、いつものように問題なく洗車は終了した。
問題はそこからだ。
洗車機を使った客などいなかったはずなのに、拭き上げスペースには何台もの値段の高そうな車が並べられ、それぞれのオーナーが無料のレンタルタオルを使って車を拭き上げている。ゴミもバンバン捨てている。
また、砂埃のついた車が次から次へと、洗車機を経由せず拭き上げスペースに入ってくる。
おかしい。ここは洗車にお金を払った人が使う場所であるはずなのに。この人たちに道徳心は無いのか?と思った。
拭き上げスペースは洗車機を使った人たちのためにあるはずだ。パッと現れて何のお金も落とさずにタオルだけ使って出ていく人間など客ではない。というか回転率を落とすだけなので迷惑でしかない。本屋でいうところの全編立ち読みだ。
私がオーナーなら「てめーのチンケな見栄のためになぜ無料でゴミを捨てさせタオルを使わせなければならないのか?」と問うだろう。
タオルにだって維持費は掛かる。客が使ったタオルを回収して洗濯するのは店員だ。人件費がかかる。そして洗濯には水道代と電気代、洗剤にもお金がかかる。洗濯機も消耗品だ。壊れればまたお金がかかる。
ゴミの回収をやるのは人間だ。ゴミの処理にはお金がかかる。きちんと分別されていないゴミの面倒を見るのも人間だ。
洗車機だって維持費は掛かる。待機中もノズルにゴミが入ったり凍ったりしないように定期的に水が出るし、消耗品の洗剤等もある。もちろん待機電力で電気代もかかる。
諸々を考えると、それだけお金のかかっているところを、なぜそんな使い方できるのかが理解できない。
真っ当な客の立場からすれば、そういう自分本位な奴らのためにサービスの品質を落とされ、たまったものではない。
それが原因でお店が立ち行かなくなってしまったとしても、当該の人間にはなにも響かないのだろう。きっと次のターゲットを探すだけだ。
なんて冷たい社会なのだろうか。社会がそんな冷たくあっていいのか。なぜ支え合うことが出来ないのか。
経済って回さなきゃみんなが損するだけなのに。
僕は悲しくなった。
でも、明日から愛車で出勤できるので元気を出そうと思います。
以上、コッチーでした。
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