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#001|睡眠とマウンティング

どうも、コッチーといいます。
初めてのnoteは、睡眠について綴っていきます。


「4時まで起きてたんだよねー」
「そんなちょっとしか寝てないの?こっちは7時間寝たけど?」

今日も日本国ではそこらかしこで語気の強い
『スリープマウンティング』が行われている。

教室、オフィス、喫煙所、井戸端。
ゴングが鳴れば、どこでもリングである。ひみつ道具のようだ。

睡眠は大切だ。一切眠らない生活などしていたら命を落とす。
が、その長さはその人のプライオリティによってマチマチだ。

睡眠時間が短い人は短いなりに、その時間を大切に過ごしているし、
長い人は長いなりにその時間を大切に過ごしている。

両者がマウントを取り合う時はつい「時間」に目がいちだが、
それはあまりに短絡的だ。
大事なのは、睡眠のどこに大切さを持っているかである。

長い睡眠こそが質の高い睡眠とする者あれば、
睡眠さえとれれば長さや質など重要でない、とする者もあろう。

マウンティングとはいうものの、もはや「高い山」と「深い谷」の戦いだ。ぶつかり合って更地になるのがオチである。

一歩立ち止まって考えてみよう。
そこでマウントを取って誰が幸せになる?
何がどう転んでもご両親や親戚、顔見知りBも幸せにはならないだろう。

激戦の末残るのは「勝った気がする」やや幸福感を持った人と
「負けた気がする」虫の居所が悪くなってしまった人、
リング周りの微妙な空気感に居づらさを感じる観客だけである。

若干プラスされた一人の幸せと引き換えに、
人数分の幸せがマイナスになってしまうのだ。

体質や考え方は睡眠時間だけで測れるようなものではない。
ましてや、否定される必要など全くない。
衝突ではなく、歩み寄ることが大事だ。

それでは。おやすみなさい。

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