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見習い総合診療医の映画感想文

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筆者が書いた映画に関する記事をまとめたものです。好きな映画について徒然なるままに綴っています。JIN-仁-はドラマですが、映画に準じてこのマガジンにも追加しています。
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Season1完結!製作陣の本気が詰まった圧巻のドラマシリーズ「沈黙の艦隊」の魅力

劇場版からずっと着目している映像作品「沈黙の艦隊」のSeason1が完結した。 まさに、劇場版が…

絶望の中から生まれた、希望の象徴としての鬼太郎〜「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」映画感想…

子供の頃、鬼太郎のアニメをよく観ていたのです。 そのためとても懐かしく、非常に話題の映画…

スクリーンに全盛期のオペラ座がいま、よみがえる。〜公開20周年記念「オペラ座の怪人…

オークション会場でシャンデリアが上がると、たちまちオペラ座が全盛期の輝きを取り戻す・・・…

小説で夢想した、幻想的な平安の世へ〜一「陰陽師」シリーズファンによる「陰陽師0」…

夢枕獏さんの小説「陰陽師」シリーズのファンである筆者。 とても楽しみにしていた、映画「陰…

私の好きな「陰陽師もの」3選〜王道から幻の作品まで、現代人の心が求める陰陽師たち…

北国はようやく桜が開花する頃合いとなりました。 桜は毎年春が来るたびに、人の心を和ませて…

往年のコナンファンにとってご褒美的作品〜劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜星」(…

今年もコナンの映画の季節がやってきました。 コナンの映画が始まると、一気に春がきたなと感…

「映像化不可能」のはずの傑作ミステリ、実写化しても傑作だった。〜Huluオリジナル「十角館の殺人」感想文(ネタバレなし)〜

仕事が忙しくて疲れていても、 「ずっとこれが見たかったんだ!」 と思える作品を、朝からゆっくり楽しめる。 そんな休日はいいものです。 さて、人気ミステリランキングでは1位常連にして、「映像化不可能」としか思えないトリックを擁する、綾辻行人先生の「十角館の殺人」。 これがなんと実写化しました・・・。 実写化のニュースが出た時にはミステリファンがどよめきました。 それぐらいの作品です。 例えるなら、これぞ日本版「そして誰もいなくなった」であり、これを読まずして日本の本格ミステリ

Prime Videoドラマシリーズ「沈黙の艦隊」が本当に凄すぎた・・・。

いや、これ、凄すぎる・・・。 一時、語彙を失ってしまった。 映画を見た時も凄いと思ったが…

IMAXで観る鬼滅の刃は期待以上に凄かった。

節分の日といえば、「鬼滅の刃」の映画。 というルーチンが私の中で定着しつつある。 1年前も…

原作未読の道民から見た、映画「ゴールデンカムイ」雑感

映画「ゴールデンカムイ」見てきました。 今年初めての、劇場観賞した映画です。 原作未読で…

虫めづる露子姫の言葉が、現代人の心を打つ〜Netflixアニメ「陰陽師」〜

Netflix のアニメ 「陰陽師」が配信となっています 。 夢枕獏の原作小説が大好きなだけに、正…

IMAXで3度味わった、映画「沈黙の艦隊」の魅力

一気に秋が深まってきて、北国は朝晩寒くなってきました。 でも、こんなのはまだまだ序の口。 …

IMAXで観たい圧巻の映像体験・「沈黙の艦隊」映画感想文(ネタバレなし)

IMAXというと、ハリウッド映画のように圧倒的なスケールで描かれる映画を一層楽しむためのもの…

ネタバレあり「キングダム 運命の炎」感想文と、人生初の舞台挨拶観覧レポート

北国なのに、暑い・・・暑すぎる・・・。 全然避暑地になっていない北の大地に、今日も生きています。 この夏も、北国では短く、儚いのです。 さて、映画好きの筆者、ネタバレありの感想文を書くのは非常に珍しいことです。 映画好きとして、「自分の書く文章が誰かの映画鑑賞のきっかけになるように」というスタンスで、映画の魅力を伝える記事を心がけてきたからです。 しかし、今回の最新作「キングダム 運命の炎」は、忌憚のない感想をどうしても書きたくなりました。 ネタバレなしの感想文も書いてお