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往年のクラリネット

「往年のクラリネット」と言いたくなるようなクラリネットです。というのもその時代のものだからこそとても良いものなのです。
あのベニーグッドマンがビリーホリディと一緒に奏でているのです。とても信じられないというか、素晴らしいです。
1933年にコロンビアのジョンモハンドがビリーホリディを見出しベニーグッドマンと契約していなければ、こんな素敵な共演はなかったでしょうし、こんな素敵なベニーグッドマンのクラリネットを聴くことが出来なかったでしょう。
クラリネットはジャズの創世期には花形楽器だったのでしょうが、段々とサックス他にとって代わっていってしまいました。
ただこの伸び伸びとした優しい音色はとても好きです。この時代だけのもののようにも思えてきます。

Miss Brown to youはクラリネットのソロから入ります。それからリズムセクションが入ります。
このソロから入るところは涙が出るくらい素晴らしいです。油井正一氏も感動したという話を聞いたことがあります。
次もクラリネットの魅力について語りたいと思います。ありがとうございました。

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