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吉備国際大学フリーコーヒーレクチャー

 5月24日、吉備国際大学で行われた大西ゼミ主催のフリーコーヒーレクチャーと実践に参加しました!フリーコーヒーとは、コーヒーを無料で提供し、その場所で生まれるコミュニケーションを楽しもうという企画です。吉備国際大学社会科学部経営社会学科の大西ゼミでは活動の一環としてフリーコーヒーを行っています。コミュニティをデザインする手法の一つとして高知大学内でフリーコーヒーを実践するべく、吉備国際大学にお邪魔して、コーヒーの淹れ方とフリーコーヒーの意義や効果を学んできました!


コーヒーレクチャー中


 はじめに、大西ゼミの生徒さんからコーヒーを淹れるための道具について教わりました。コーヒー豆を挽くためのミル、コーヒーを抽出するためのフィルター、ドリッパー、ポットなどのそれぞれの使い道や種類によって生まれる差を学びました。また、異なる豆や道具を使って淹れたコーヒーの飲み比べを行い、コーヒーの味にどのような違いがあるかを話しあいました。


フリーコーヒー実施中


 次に、同じくフリーコーヒーを教わりに来ていた広島大学ひがしひろしまフリーコーヒーの生徒さんたちと合流し、吉備国際大学の玄関口でフリーコーヒーを実践しました。フリーコーヒーをするうえで必要になる道具や、フリーコーヒーの意義、食品衛生のお話などを聞きながら、訪れた人にコーヒーを提供しました。コーヒーを淹れている時間、飲んでいる時間にコーヒーを飲みに来てくださった学務の方や生徒さんたちとコミュニケーションをとり、楽しい時間を過ごすことができました!


大西先生に質問


フリーコーヒーは、無料でコーヒーを提供することで小さなコミュニティを作り、一期一会なコミュニケーションを楽しむことを目的としています。フリーコーヒーにおいて重要なのは、フリーコーヒーがコミュニケーションを生み出すための手段であり、目的ではないことです。コミュニティをデザインするために、コミュニケーションツールとしてのフリーコーヒーをどのように利用するかがキーポイントとなります。また、提供する側と受け取る側のコミュニケーションを生み出すだけでなく、フリーコーヒーに集まったコーヒーを受け取る側同士のコミュニケーションを生み出すこともフリーコーヒーの目的です。フリーコーヒーは、必ずしもお客さんを集めることが目的ではありません。そのため、大西ゼミの生徒さんがフリーコーヒーを行う際は、人通りの多い場所に出店することはなく、広告を出すことも避けているといいます。それでも、普段大西ゼミの方が出店している岡山県高梁市の地元の方々にはファンやリピーターがおり、場所を変えてもわざわざ来るという方もいらっしゃるそうです。また、顔見知りになった方に地元のイベントに誘われることもあると聞きました。



 今回のフリーコーヒーレクチャーでは、コーヒーの入れ方の基礎からフリーコーヒーの意義、目的、実践する際の注意点などを学びました。吉備国際大学では、偶然の出会いによって生まれるコミュニケーションやつながりを大切にしてフリーコーヒーを行っていました。私たちがフリーコーヒーを行う際にも、一期一会なコミュニケーションを生み出すことができるように工夫していきたいです!吉備国際大学の方々、ご協力ありがとうございました!

作成:しずくちゃん

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