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コロナウイルスの真実へ対応が過剰な件について

【動画はコチラです↑】

ある日、家族のLINEグループにこんなメッセージが届きました。

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**皆さん貴重な情報です。コロナウイルスは38度の温かい お湯 に弱いそうです。 **

しかし、1時間後…

**ごめん、デマみたい! **

こんなやり取りは家族の中だけじゃなく、インターネットのいたるところで起こっています。
情報サイト・ソーシャルメディア・YouTube。
世界中が注目している病気となるとテレビも連日、トップニュースとして扱い続けます。
そんな報道に毎日、触れているうちに得体の知れないものに対する不安がウィルス以上の速さで広がっていきます。

このようなネガティブな情報が実態よりも7倍の速さで広がる効果は、こう呼ばれています。

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認知バイアス

全てのメディアは視聴者の注目が重要な数字です。 その結果、実態よりもはるかに大きな妄想を連想させることで私たちの目をくぎ付けにしてしまいます。
買占め、排撃行動、対処能力の軽視。
普段は『お大事に』っといたわっていた親切な態度も幽霊が乗り移ってしまったかのようにガラリと変わってしまいます。 それはウィルスに感染するより前の話です。

実際の数字を見て話しをすれば実態を上手く掴むことができます。確かにコロナの致死率はインフルエンザの20倍ありますがマーズの1割にも達していません。コロナの感染者はインフルエンザの1000分の1です。
仮に発病しても99.3%は完治へと向かいます。情報は何と比較するかによって印象が大きく変わってしまうものです。

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これは騙そうとしている訳ではありませんが、鵜呑みしてしまえば実態は大きく歪みます。私たちは自分たちが知らないことを思った以上に知りません。
怖い、恐ろしいと心中が、夜中に枯れた木を幽霊だと思い込んでいるようなものです。

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手洗いやうがいは健康を守るためにとても大切なことです。おかげでインフルエンザは3分の1も予防することが出来ました。
しかし、目や耳から入ってくるバイアスはマスクや手袋で防ぐことができません。

ウイルスは人から離れさえすれば回避することが出来ますが、パニックは1人ひとりがメディアに疑問を持たない限り回避することは出来ません。

今度せき込んだ人を見かけたとき警戒するのか親切にするのか注意をとどめてください。その見方はあなたの家族にも向けられる目線です


今後このウイルスが身近なモノにならないことを祈っていますが、バイアスは既に身内に存在しています。

私たち一人ひとりがにできることをしっかり行って、みんなが一つの問題に向かって力を合わせれば、きっとウイルスもバイアスも私たちは乗り越えていけるでしょう。

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