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幸せな時間を増やすたった1つの習慣

朝起きると今日中やらなければいけないことについて考え初め、昨日と変わらない繰り返しが始まった感覚に襲われることがあります。一日の始まりがゲームコンテニューのように繰り返えされるなら、なにかしらに物足りなさを感じることは自然な反応でしょう。今回は人が幸福を感じる感謝の気持ちについてお送りします。
🎥動画でのお話はコチラご覧ください。🎥

どれだけ新しい生活が始まっても、しだいに慣れてくると意識せずに色々なことをこなせるようになって、ふと気が付けば与えられている豊かさに気が付かず周りにいる大切な人たちにも少し鈍感になってしまいます。聖パウロは牢屋にブチ込まれている間、こんな手紙を書いたそうです。

『どれだけ空腹であろうと感謝しなさい。まず感謝することが「恵み」を恵みとして受け取ることができる幸福のレシピだ』

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世界には日本より貧しい国が沢山あります。

インドやカンボジア、イランを訪れたとき私は度肝を抜かれました。道端や駅で寝ながら外で暮らしている人、整備のされていない土の道を牛が平然と歩いている、カーボードの家に水も空調もドアも無い。スラムエリアでは有るはずのものがなく、臭いは強烈で、一人の幼児は私の太ももにしがみ付き「マニーマニー」っと物乞いをしてきました。しかも、夜にです。!
その時間にその歳の子がそんな道端にいるなんて日本ではありえないことです。その子の見上げた目は遊具か何かにしがみついているように輝いていました。私はその夜考えを止めることが出来ませんでした。これまでの自分を振り返り、何かを見落としていることに気が付きました。

新しいスニーカーを手に入れるより足がついてるほうが明らかに自由です。綺麗なネックレスを手に入れるより首が繋がってるほうが明らかに元気です。なのに、アレが無いコレが無いと不平不満に満ちたモノ探しを過ごすのであれば何かを手に入れているようで本当は大切なものを見落としています。その行為自体は一生満たされることのない回路の中で生きているかのようてます。

感謝をしている間中、私たちは常に幸福感に包まれます。その気持ちはさらなる発展を目指すキッカケにも十分なるでしょう。認知科学者によれば人は一日に6万個もの考えごとをしているのですが、13秒以上何かを考え続けると他の考えにも感染していく特徴を持っているそうです。

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その特徴を生かして感謝日記は見方を変えてくれる有効なツールのひとつです。日常生活で起こった5つのありがたいを書き出していく方法です。これから3つの簡単なガイドをご紹介します。

①数字じゃなくて数日に感謝する。
感謝日記はテストでもチェックスコアでもありません。心に浮かんだ感謝の気持ちを正確に認識する過程のひとつです。自然に無理をして書こうとする必要はありません。毎週日曜の夜でも良いですし、週に2,3日でも効果は表れます。

②感謝の引き金を知る。
気持ちの変化は出来事と関係してることがよくあります。それは生活の中で出会った朝日かもしれませんし、一杯のコーヒーかもしれません。はたまた食事を準備した旦那さんかもしれません。出来事の何に感謝しているのか振り返り書き出します。

③手紙を書く。
書き出してるうちに数多く登場してくる人物が現れるかもしれません。その時は感謝を行動に移しましょう。プレゼントやディナーだけが恩返しの形ではありません。手紙はお互いの心をオープンにする効果的なコミュニケーションツールのひとつです。

結局のところ、この世の極楽と地獄は私たちが何に意識を集中しているかによって大きく変わってきます。人を動かし・引き付けるその心の状態はごく身近な物ながら核兵器のようなエネルギーを身にまとっています。しかし、その感覚器は怠慢した見方によって土の中に埋められてしまうのも慣れの恐ろしさだと思います。本日頂きましたこのメッセージを届ける機会、最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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