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学童保育利用児童へのサッカー教室の難しさはMAX

秋田スポーツPLUSの学童保育事業では、月に2回1時間程アクティビティとして「サッカー体験」を行っています。

小学1年生~4年生までの児童12.3人ほどと一緒にサッカーします。そしてこれがすごく難しい。

まず、そもそもサッカーしたい子ばかりが集まっているとは限らないのが一つ。更に小学生1~4という年齢層の幅も難しさの要因だったりします。

こうなると、基本的には小学1年生側に配慮した内容にして、ついてこれなくなる児童を出さないようにするのが得策ではあります。

鬼ごっこやリレーなどの超単純運動からのミニゲームがギリギリ遂行できるラインです。ここに少しでもサッカートレーニング要素を強く入れてしまうと全てが崩れます。

ミニゲームでは、意図的に自陣ゴールへのオウンゴールを狙う子がいたり(笑)、ゴール前に4人も張り付いてみんなキーパーやりたがったり。とにかくメチャクチャでサッカーではない何かになっています(笑)。

ですが、1ゴールでも決まれば一気にモチベーションが高まり、どんどんボールに触れようとゲームに関わり出します。

この目覚めの瞬間指導者として本当に嬉しい。子供が何かに夢中になる瞬間。「これだ!」と見つけた瞬間に立ち会えるのはこの仕事の醍醐味と言えるかもしれません。

秋田スポーツPLUSの学童保育では、年間で様々なスポーツ、アクティビティを行います。スポーツだけでなく、パソコン教室も。

いろんな体験を通して夢中になれるものを見つけ、狂ったように突き進む。こんな幸せはないです。そのきっかけを我々大人が頑張って用意していく。これも大きな役目です。

余談ですが、1年生を取り残さないようにトレーニングを行うというフレーズ。まさにSDGsだなと。これからSDGsサッカーとして頑張ります!

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