Web小説を1年書き続けてわかったこと ~前編~

どうも!こぶちです。

さて、表題通りカクヨムでWeb小説を一年書き続けてわかったこと、思い知ったことをざっくり振り返ってみようと思います。先に断っておきますがサクセスストーリーは一切ありません!ドラマならあります笑

まず、書き続けたWeb小説作品というのがこちらです。今もまだカクヨムで連載中です!読んでね!

ネタ自体は連載のだいぶ前から既に構想がスタートしており「原稿もたまってきたぞ……じゃあどこに載せよう」となったときに、ちょうど『カクコン』――つまり『カクヨムWeb小説コンテスト』が始まる時期に近づいていました。当時はちょうど第3回目にあたります。

いつの時代も、作家のデビューのセオリーとして存在することは…「新人賞」をとること。実際入賞した人は書籍化も約束されていましたからね。しかも角川主催とあらば期待がかかる。
素直にこれを目指すのがベストと考え、12月に連載を開始するよう準備を行いました。

そこからはどんな経過だったか端的に書きます。

2017年12月~2018年1月

・コンテストは読者評価期間の真っ最中。週2ペースで1話ごと更新。
・知り合いにも宣伝してランク押し上げに手伝ってもらう。だが登録制なので敷居は高い。
・約1週ごとにランキングが入れ替わるためサイトで変動をみながら一喜一憂。
・カテゴリ【現代ファンジー】の70位前後をうろうろ。一時期は30位ぐらいまで上り詰める(今思えばそれがピーク)
・終盤間際の駆け込み作品に押し下げられ一気に150位くらいにダウン。ランキング1ページ目に表示されなくなったため、急激にグレる

2018年2月~3月

・めげずに相変わらず週2ペースで更新は頑張っている。
・ただし読者先行期間終了後のため、PVが明らかに激減。
・自主企画に参加するようになる。目的はとにかく新規読者の流入。だがさほど思ったほどの効果は上げられず。
・中間選考の結果で候補に残れず、さらにグレる。

2018年4月~5月

・ついに週1に更新をペースダウン。PVは相変わらず伸び悩むが作業自体はだいぶ楽になった

2018年5月~6月

・週1更新ペースを継続。若干マンネリ気味
・PVをみていると数値は低いが、最新話を更新するたびにみてくれている人が明らかにいることに気づく。一人でも居続けるうちは書き続けてやる!という密かなやる気が大きな支えになっていたと感じていた時期

2018年7月~8月

・淡々と更新。大した記憶がない…
・夏休みがとれたのを利用して第2部のプロットを推し進める
・ついに最新話のPVがゼロに。もはやグレるを通り越して大いにへこむ
・ラノプロというサイトでレビューに取り上げて頂く。

・読んでもらい批評をもらうことの幸せをかみしめる

2018年9月~10月

・電撃新文芸コンテストが始まり応募。再度やる気を奮い立たせる。
・今度はもっとプロモーションに力を入れよう!ってことでtwitterで関心がある人を片っ端からフォローしまくる
・電撃新文芸コンテストの中間報告で名前がのってなくてがっくりしたがグレはしなかった
・色々と立て直す上で、Note記事やtwitterでコンスタントなつぶやきなどし始めた
・気づいたら最近になって途絶えていた最新話のPVが復活!しかも複数人

まとめ

あらためてこの一年を振り返って思うのは、

1.短期・中期的目標がないとつらい
2.誰にも読まれてないとつらい

というめちゃめちゃ当たり前ことでした。

特にコンテストにチャレンジしている時期というのが重要でした。作業そのものに力も入りますし、この時期に考えることは皆同じで誰かに来てほしい、となる。すると全体的ににぎわうためポジティブな状況になりやすいと思いました。やはり一人でも最新話を読んでくれている人がわかった時点で書き続ける意欲は湧いたし、故に途絶えた瞬間の失望感も大きいものでした。あらためてPVがみれるってのは大事なことですね。

さて、次回の後編では主にKPI、つまりGoogle Analytics の統計に基づいて色々気づいたことを報告したいと思います。よろしく!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?