ブランドオークション雑感。偽物が多い
この時期は少々荷物が少なめ、集まりにくいですね。
ブランドオークションは道具市場と比較して、全体的に相場高なのでたまにしか参加しなかったり、集めた売り荷があるときしか参加してません。
最近のブランドオークション雑感としてはとにかく偽物が多いという事。
新品とか数万円で競りにかけられているやつ、買った人それ偽物ですがどうするんですかと感じざるを得ません。
他にもこの荷物は初荷です!と言って本物のブランドの中に上手く偽物が混ざられていたり。全然初荷感なくても新人古物商は分かりませんから。
競りの発句人が本物と言っても、それが100%本物であるという保証は考えない方が良いです。保証しますと言ってもです。
それぞれ真贋確認をしている部分が違ったり、短い時間や売り人に対する先入観でジャッジしている部分もあるので、最終的な判断をするのは競り落とした自分自身です。
「偽物はないんですよね?」「ちゃんと本物ですか?」という新人古物商が増加傾向ですが、あなたは古物許可証を持ったプロとして古物市場に参加しているのに、責任の所在をなぜ押し付けたがるのか。
最近こそ開けてきただけで、元々はそういった専門家たちが集まる場所であったはずです。
偽物だったらどうしよう、大きな金額を使って損をしたらどうしようといった不安をぬぐい切れないのであれば、保険なんてかけないで扱わない安定です。意味ないですから。
僕も今ではハイブランドを含めてブランド品も取り扱ってますが、駆け出しの頃は怖くて全く手が出ませんでした。
ブランド品は道具と違って、ハイリスクな割に相場の打ち止め、リターンは決まっているので扱う気なんてサラサラなかったのですが、たまたまブランド知識が凄い古物商の方と市場で仲良くなれて沢山教えて貰い、いつの間にか自分でも真贋や相場が分かるようになっていました。
汚くないし、デカくないし、出来るようになれば安定感あるので楽しいジャンルです。
巷ではハイブランドを扱わないと儲からないとか専門家が真贋済みだから安心とか根拠のない謳い文句が出回っていますが、周りに振り回されず、ジャンルは色々ある訳ですし、始めるとしてもB級ブランドから始めてみる事をオススメします。
ただハイブランドじゃなくてもブランド品は全体的に偽物多めなので注意です。
どんな仕事でも儲かる仕事というのは専門性の高さが必須です。
ブランド転売で月利何十万?そんな甘い仕事じゃないってことです。
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