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今どん底にいるあなたへ 人生は終わるまでは続いてくから


どうも、この世の全てのイレギュラーを生きるふたです。ユニークな10歳長男、2歳次男を育てています。

今日は今どん底にいる方へ、

宗教熱心な親元に生まれ
「あなたは生まれながらに罪人だ、愚かだ」
と言われて育ち、
男尊女卑が強い家だったこともあり
女はいらない、男なら良かった
「あんたは男やないから」
と親戚中が言う中で育ちました。

自尊心を持つ機会がありませんでした。
11歳ではじめて自殺未遂をしましたが恐怖が勝り死ねませんでした。

生物と人体が好きで、
理系に進みたかったのですが
数学ができず挫折しました。
後に算数障害だったと分かりました。

進路に挫折し、
好きだった先輩に振られた17歳のときに
軽い気持ちでメル友を作りました。
相手は成人男性でした。

言われるままに送った1枚の写真から脅され、
そこから逃げられなくなりました。
相手は浮気をし、それを諌めると
俺を不安にさせたからだと言い、
拳を振り下ろしました。

殴られ怒鳴られ、監視され、軟禁のような生活でした。
20か21の頃、ようやく逃げ出しましたが
すぐに住まいがバレ、ストーカー行為が始まりました。

その頃には拒食と自傷が辞められなくなり、同僚がかわるがわる死なないように見張りにきてくれていました。

ある時、自殺未遂をし
精神科に入院することになりましたが
県外者で身元引受け人がいないため
地元に戻るように言われ、一気に全ての手続きが済まされ

一晩で仕事も住まいも、やっと自分で築き上げたささやかな生活の全てを失いました。

実家に戻され、薬と酒でほとんど酩酊したまま1ヶ月を過ごしました。
意識があると生きていられなくて
その間、病院を探すなどできる状態ではありませんでした。

1ヶ月がたち、
ある日精神科に行くことを思い立ち、
行ってみると、
「今は入院が必要なようには見えない」
と言われ、入院しないことになりました。

その後、なんやかんやありまして
結婚し、夫に振り回される日々を経て
ある時ふと思い出しました。

挫折した時、高校の担任の先生がこう言ったことを。
「ふた、儂はお前が大学に行かなかったことを一生後悔する。お前が後悔しなかったとしてもだ。」

夫の反対を押し切り、
通信制大学に入り猛勉強し卒業しました。

色々あって泥沼の不妊治療を経て
子どもを授かりました。

不妊治療で
人は人に支えられて生きていると知りました。
見ず知らずの誰かが、そっと私を押し上げてくれました。

たとえそれが仕事であっても、
自分の未来のために尽力してくれる人がいることを知りました。

麻酔が合わず倒れて呼吸ができない時に、誰かが手を握ってくれました。
それが暖かかったのを覚えています。

その時生まれた子が小さい頃科学にはまり、知らなかったたくさんの話に触れさせてくれました。
原子は人みたいでした。
元素も人みたいでした。

そしてある時気づきました。

「ああ、私はこれまで他人の意志を受け入れすぎてきた。NOが言えなかった。NOを提示しても良かったはずなのに、それをしてこなかったのは自分。そういう選択をしてきたのは自分。

きっと親も子どもが私じゃなければ毒親にはならなかった。きっとDV元彼も、相手が私じゃなきゃDVもストーカーもしなかったかもしれない。そこまでに至らなかったかもしれない。

全部、相手が私だったから、人間関係に於いてこういう化学変化が起こってしまった。私が劇薬だったから、こうなったんだ。すべては人のせいだけでは無いのだ。」

今もその、勉強です。日々。

現在、任意団体を立ち上げて代表をさせていただいています。

誰かの苦手を誰かが補い、誰かの得意が誰かを助け、
上手く歯車が回っていくと感じています。

誰かの苦手が、私の得意に価値を与えてくれ、
すごいねと言ってもらえる。

だから私の苦手にも誰かを照らせる価値があるはずだと
思えるようになりました。

そしたら少しだけ
自己否定せずに済むようになりました。

女に生まれてきてしまったけれど
生まれながらに罪を持っているかもしれないけれど
全世界から石を投げられるかもしれないけれど

まだ理解してくれる人に出会ってないだけかもしれない。
まだ適応できる場所をみつけられてないだけかもしれない。

そう思えるようになりました。

ゴッホが生きているうちに売れた絵は
たった1枚だった。
だけど彼は亡くなってから
全世界に名を知られる存在になった。
宮沢賢治も同じです。

今は底かもしれない。
でも、今底まで落ちたなら
あとは上に登るしかない。

蜘蛛の糸は透明で見えないかもしれないけれど
きっとあなたの目の前にも垂れているだろうから
握りしめて離さないでいてください。

このnoteは、
この世の全てのイレギュラーを生きるふたがユニークな10歳長男、2歳次男を育てながら気づいたこと、感じたことを綴っています。

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