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感じ方が違っていても、心は違わないよ

どうも、こぶたです。
少し前、長年飼っていた愛犬が虹の橋を渡りました。

初めて【死】に触れることになった7歳の長男のことを
今日はお話しようと思います。


イヌのこと

22歳の頃、私は1度全てを失いました。
仕事も恋人も、住む家も、そして生きる気力も。

そんな時に縁あって飼うことになったのが
イヌでした。

その後しばらくして予想に反し結婚することになり、
イヌを連れての新婚生活のスタートでした。

ちょっと抜けたイヌで、
3歩歩けば棒に当たるような性格。
よそ見して歩いて溝に落ちたり、
電柱にぶち当たったり、
足の着くプールで溺れたり
びっくりしすぎてうんこをもらしたり
車の中ではしゃぎすぎ電池が切れて顔から崩れ落ちたりと
数々の伝説を残してきたイヌでした。

7年後に息子が生まれると
赤ちゃん返りをして、「犬も赤ちゃん返りをするのか!」と驚いたものです。

ボケてはきていましたが食欲もあり、
2021年の初めにはまだまだ元気に室内を歩き回っていました。

トイレの場所がわからなくなり、あちこちにぶつかるようになり
ひたすら徘徊を続けるようになり、秋の終わりには一日中眠っているようになり
年が明けていよいよ立ち上がれなくなり、食べれなくなり
1月が終わる頃に夫の手の中で亡くなりました。

16歳。

もしも私たち夫婦に早くに子どもがいれば
そんな歳だったのかも知れません。


息子とイヌ

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