主なリスクはこの10コ!知っているか知らないかで大きく違う、脊髄損傷の女性の生殖
脊髄損傷男性の造精機能や不妊治療の必要性、精子凍結などについては前回お話しました。
今回は多くの車椅子ママたちの話を聞いてきたからこそわかる、女性の脊髄損傷者の生殖機能についてを特別にお話したいと思います。
こんにちは。車椅子の夫と6歳の子どもと暮らす主婦、こぶたです。
事故や病気で脊髄損傷をしても、恋もするし結婚もしたい。結婚したら子どもを持ちたいなという思いも、病気や障害に関わらず湧き上がることでしょう。
だけど……よく分からないから、諦めた方がいいのかな?そうだよね、諦めるしかないよね。
そうやって諦める方がいる現実は、20年以上前から変わっていません。
ですが実際には車椅子でママをしている女性もたくさんいるのです。身体的制約で産めないことを除き、なぜ車椅子でも産む人、諦める人の差が出るのでしょう?
答えは身近に、またはSNSなどを通し、
相談出来る経験者がいるかどうかだと思っています。
では、車椅子でママをする女性たちが語る、リスクと備えるべきこととはなんなのでしょうか?
これだけ知れば、あなたもいつかママになれるかもしれません?!
脊髄損傷女性の性機能
骨盤等に損傷がない、排卵があるなどの一般的な妊娠の条件が揃えば(不妊因子がなければ)自然妊娠が可能です。
受傷後、ショックにより一時的に生理が止まってしまう方も60%ほどおられるようですが大半が半年から1年程度で再開します。次に性機能についてです。
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