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僕が温泉が好きな理由

今僕は青春18切符で旅行をしている。 
旅行の行き先は九州博多、別府。

今回の旅のメインは温泉巡りだ。
僕は温泉が好きなのだが今日はその理由について書こうと思う。

① 考え事をする時間が取れる

現代に生きる私たちは非常に忙しい日々を送っている。
スマホを見れば様々な通知が鳴り止まず、インスタグラムやTwitterに代表されるSNSでは即時性が重要視されることも多い。私たちは自分の心と頭を休める時間がないのだ。
スマホの1日使用平均時間は2~3時間と言われ、中には一日中スマホを触っているという人もいると聞く。 

そんな現代において温泉は情報と距離をおき、自分の考える時間を作ることができる貴重な場所だと言える。 

温泉に浸かり、ぼーっといろんな事を考える。
誰にも邪魔されず正直な自分の気持ちと向き合うことができる。
自分は何をしたいのか、自分が抱えている悩みを解消するにはどうすればいいか。

定期的に温泉に行くことで僕は自分と対話する時間を確保できていると思う。
(これは温泉以外にも代替手段はあるが僕の場合は温泉)

② 温泉には勝ち負けが存在しない。

このアイデアは残念ながら僕のものではなく、
“とある慶應生の生態”というブログを運営されているブロガー くろさんが
書かれていた事で、僕も非常に共感したのでここで取り上げさせていただきたい。

くろさんが書かれていたことをまとめると
温泉には他の趣味とは違い、勝ち負けという概念がないということだ。
例えば他の趣味の例として、サッカーだとそこには試合での勝ち負けや技術の上手い下手という可視化できるヒエラルキーが存在する。これはスポーツ以外の例えば僕が好きな語学学習でも語学のレベルというヒエラルキーがあり、趣味であってもある意味、競争というものが関与している。
日本は資本主義社会で私たちは日々否応無しに競争というレースに参加させられている。 
趣味という自分が心を休められる場所にも競争が存在するのである。
しかし、温泉という趣味では競争、勝ち負けは存在しない。 

温泉で 誰が温泉に上手く浸かることができるか、選手権! などをやっているのを見たことがあるだろうか? 
(それはそれでどういう評価基準になるのかは関心がある) 
また俺はこれだけの温泉を知っている! 温泉蘊蓄を話す人もあまりいないように見受けられる。 
基本的に、温泉は浸かって気持ちいい。それで終わりなのである。 
上手い下手は関係なく、自分が好きだと思えればそれが趣味になるのである。
なんて素晴らしい趣味なのか。

この競争に満ちた現代社会でひと時の間競争から離れさせてくれる、温泉。
僕はこれからも温泉巡りを続けていきたい。


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