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Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜 オリンパスホール八王子公演 序

【私とハロプロ】

本日9/5 ハロコン夏A公演八王子に参戦してきました。

本筋に入る前に私とハロプロの出会いについて書きたいと思います。

詳細については書けないことがありますが、前職での上司がハロプロのコアなファンでした。

特に、「モーニング娘。」や「こぶしファクトリー」の熱烈なファンであり、その元上司に7年程前にモーニング娘。のコンサートに連れて行っていただいたことがあります。

それが私の初ハロプロ現場でした。道重さゆみさんくらいしか知っておらず、ラブマシーンくらいしか既知の曲も無い状況での鑑賞でしたがとても楽しかったいい思い出です。

とはいえそこからそのままハロヲタ化するまでには至りませんでした。

元上司がハワイでのイベントに休みを取り遠征したり、出張に合わせて地方ライブに参戦する様子を見ていて、幸せそうで熱中できる趣味があることは素晴らしいなと感じていました。

しかしその後、その上司のワークライフバランスが崩壊するほどの過剰な趣味との向き合い方について疑問を感じることが多々あり、社内で衝突するなど今振り返れば私自身の器の狭さが原因で役員との関係性も悪化し、退職することとなりました。

これについては後悔はしていません。信念を貫きましたし自己責任です。

ただ、反省点としては他人のことなど気にせず期待もせずに、自分の研鑽だけに励んでおくべきでした。

都合のいい話ですが、ハロヲタと化した今の私はその上司の気持ちを少しは理解できるようになりました。

※超えてはいけない限度はあると今でも思いますし、どうしても許容できない部分は今もありますが、その上司の人格そのものを否定する思いはありません。

私自身について隠すこともないので書きますが精神的な病(うつ病)で2018年末より1年余り休職を経験しました(結局休職期間満了に伴い退職)。

心身共に弱り切っていた時期に何気なく深夜のテレビ東京を視聴していた際、CMとして流れてきたのが「こぶしファクトリー」というグループの「懊悩」というシングルのCMでした。

最初に湧き上がった感情は、やめてくれ、思い出させないでくれというものでした。

しかしそれと同時になぜハロヲタの元上司はあれ程の熱量でこのグループを応援していたのかという好奇心も生まれました。

休職中で時間だけは有り余っていた当時の私は、YouTubeで「こぶしファクトリー」と検索して一通りの過去の公式MVや歴史に関する動画を視聴してみることにしました。

その結果、以下のような感想を抱きました。

・まず楽曲がいい、前向きで元気をくれる

・つんくソングメインではないのかという衝撃(「きっと私は」はつんくさんソングで大好きです)

・個々のメンバーの歌唱力が高くビジュアルも素敵、それぞれの個性も様々で魅力的

・青春時代を過酷なレッスンに費やし念願のデビューを果たすもメンバー脱退などの苦難を乗り越えつつ頑張っているメンバーの強い意志への尊敬の念

翌日には、こぶしファクトリーのファンになっていました。特に浜浦彩乃さんのファンになりました。(最終的には全員のファンとなりますが)

そこから、同じファクトリーという名が付いた「つばきファクトリー」というグループについても動画を視聴してみました。

これもまたいい。特に、浅倉樹々さんのビジュアルと華に惹かれました。犬好きという点では幼少時から高校卒業後の大学進学を機に上京するまで18年に渡り犬(ミックス犬、ゴールデンレトリバー3代)と暮らしてきた私は犬を愛する部分にも惹かれました。

この時点で2019年11月。私は貯金、積立退職金、傷病手当金で生活する所謂無職ながら、暴挙に出ます。初のハロプロメンバーの個別イベントに参加をしました。

※今思えばアホです、後悔はしていませんが。

それは2019年11月に実施されたつばきファクトリーの浅倉樹々さんの個別トーク&握手会イベントでした。

ここでビギナーズラックを起こし、整理番号(くじ引きシステムで整列順を決めるもので番号が若いほど前列に陣取れる)一桁を引き当てます。

最前付近から見る浅倉樹々さんのかわいさにただただ感動し、腰の病気で復帰をしたエピソードに感涙しました。

その後の握手会では、緊張のあまり目も合わせず小声で「あ、あ、ありがとうございましたっ!」と早口で言うことしかできず今でも後悔しています笑

その後、同じ11月にこぶしファクトリーとBEYOOOOONDSというグループによる演劇「リボーン」の初日にも参戦しました。

※以来、BEYOOOONDSの楽曲も聴きあさり始め、「元年バンジージャンプ」は特に大好きな曲です。推しメンは、ほのぴこと小林穂花さん

持ち歌の披露は無いイベントで念願のこぶしファクトリーメンバーとの初生対面となったわけです。

それでも広瀬彩海さんの声量、和田桜子さんの優しげな雰囲気、井上玲音さんの演技力美しさ、浜浦彩乃さんのスタイルと華、野村みな美さんの天真爛漫な明るさを感じとり、全メンバーが大好きになりました。

その次の日、12月に渋谷クアトロにてこぶしファクトリーの単独ライブが開催されることを知ります。何としてでも行きたい。でも、既に販売期間は終了している。どうするか。

もう二度と利用しないと誓っていますが、チケットを余らせた方から買い取ることで参戦可能となりました。

渋谷クアトロ。あの日の光景はおそらく死ぬまで忘れられないと思います。

こぶし組(こぶしファクトリーファンの公式別称)の方達の一体感とこぶしファクトリーの奏でる歌声と熱量が合わさることで創造された形容し難いかけがえのない一つの世界が生まれる瞬間を目の当たりにすることとなりました。

これか。これなのか。私もこぶし組になりたい。そんなことを思ったライブでした。

※言うまでもなく、終演後のメンバーとのお見送り会は緊張のあまり目すらまともに合わせられず後悔しています

その後も年末のカウコン、年明けのハロコンにも参戦してますますハロプロの魅力にハマっていく私。

しかしその直後の2020年1月上旬にショッキングなニュースが飛び込みます。

こぶしファクトリーの解散。そして3月末のラストライブをもって5人のメンバーはそれぞれの新しい人生を歩み始めました。

私はこぶし組になるのが遅すぎました。

しかし、芸能界を引退された和田桜子さん以外の4人はこれからもそれぞれの夢(歌、芝居、モデル等)に向かい活動を続けていきますし、井上玲音さんはハロプロに残りJuice=Juiceというグループへの加入が決まりました。

5人の今後の人生の幸せを切に願い応援するとともに、私は今後もハロプロを応援することを誓いました。

なぜなら、心身ともに弱り切っていた時期の私にその楽曲やパフォーマンス、ブログなどで伝わる人柄や生き方により多大なる元気と勇気をくれたからです。

2/9の豊洲pitではジャンプ解禁なので跳びまくりましたし、2/26のララポート豊洲でのリリイベも忘れられない1日となりました。

その後、2020年4月より仕事を再開した私ですが、金銭面の制限や「仕事あっての趣味」という個人的価値観が許す範囲内で細々とハロヲタを続けております。

私はこぶし組からスタートしましたが、今やハロヲタ界隈でいうところのDD(誰でも大好き?)というカテゴリーに当たるのだと思います。

どのグループも、どのメンバーも大好きで、リスペクトをしています。

私は2019年より5年ぶりにランニングをし、全市民ランナーの3%しか達成できないサブスリー(フルマラソン3時間切り)を視野に入れて過去の自分を超えるために仕事後の夜や週末に日々走っています。走るのをやめていた5年間吸い続けていたタバコもやめました。

その原動力は日々鍛錬しているハロプロメンバーへの尊敬の念が大きく、自分も仕事はもちろん何か一つ真剣に打ち込めるものが欲しいと思ったからです。

そしていつかメンバーと個別イベントでお会いできたとき、恥ずかしくない自分でいたいし自信となる何かを持ちたかったからです。

私がハロプロメンバーを見る目は、マラソンでいえばプロランナー大迫傑選手を見る感覚と近いです。

どちらも30代前半の私よりも若いですが、私よりも遥かに精神的に成熟しており、日々諦めず鍛錬しており、プロ意識が高いアーティストとアスリート。

半端者で未熟者な私ですが、尊敬するハロプロメンバーに刺激をいただける毎日が幸せです。

前置きが長くなりすぎました。

タイトルにある「Hello! Project 2020 Summer COVERS 〜The Ballad〜 オリンパスホール八王子公演」参戦レポートについて、次の章でまずは総合的な感想のみ記したいと思います。

【新規ハロヲタがバラードカバーコンサートに行ってみた】

本日9/5(土)

昨年の11月にハロプロの現場デビューをしたファン歴1年未満の新規ヲタの私、夏ハロコンに参戦してきました。

なんと、1階5列という恵まれた環境で鑑賞することができました。

今回の記事ではメンバー個別の感想ではなく、ステージを観て抱いた総論的な感想を書き残しておきます。

1. ハロプロメンバーは実在する

いきなり何を言っているんだとお叱りを受けるかもしれませんが、現場参戦回数の少ない新規の私にとって生でハロプロのメンバーを見られる機会は滅多にないのです。当たり前ではないのです。

実際、この夏のハロコン参戦も今回が最初で最後ですし、秋のハロコンも20日の公演のみの参戦となります。そんな滅多にない機会でのメンバーの細かい表情や動きまで確認できる神席からの景色の刺激たるや。

「ああ、いつもSNSで見ていたメンバーが私の視界の中に現存する。果たしてこれは現実なのか、幻なのか。いや実在している。うわあ。」

もうその事実に感動と興奮を抑えられませんでした。

2. 姿勢が良い 立ち姿の美しさ

これは1人の市民ランナーとして身体を鍛えている(月間200km超走行、体脂肪率1桁)私にとって自然と注目してしまう部分でした。

メンバーそれぞれ、もちろん身長体重骨格は異なります。

しかし、

・まっすぐと伸びた背筋

・骨盤を立てた美しい立居振る舞い

はA公演出演者全員に共通する素晴らしさでした。

プロとして舞台に立つのならば当然のことなのかもしれません。

しかし、

あそこまで綺麗な立ち姿を維持するには日頃からの食生活の節制や体幹トレーニングが必須であることは間違いありません。

※過剰なダイエットなどの無理はしてほしくないですが

特に加賀楓さんの立ち姿や歩き方には凛とした美しさがあり、かっこよかったです。

3. 歌はテクニックよりも一生懸命が胸を打つ

芸能界、ソロ歌手にバンド歌手と歌唱力が高いプロは星の数ほど存在します。

ハロプロのメンバーも当たり前ですがアイドルでありプロの歌手でもあるので歌は上手いです。

でも私個人的にはハロプロメンバーの歌唱に関してはテクニック的な巧さや完璧さよりも「一生懸命さ」にこそ魅力が宿っていると感じます。

・途中で声が少し上ずってしまったり、歌い出しの音程を間違えたりというアクシデントがあっても、即座に修正し動揺する素振りを見せずにプロとしてやり切る姿

・本家に寄せにいったり小手先のビブラートやフェイクなど多用せずに自分らしくカバー曲をたった1人でステージに立ち何千人の前で緊張に打ち勝ち歌い切る

普段はグループ単位で活動するメンバーがソロで歌う姿に関しては、とにかくその一生懸命さに感動しました。

10以上も歳上の私が若いハロプロメンバーから学ぶことばかりでした。

【次回記事では個別メンバーの感想を】

公演後に尊敬するこぶし組の方とランチをしながら感想について1時間半語り合いました。

幸せな時間でした。

帰宅後も余韻に浸っております。おそらく明日も走りながら余韻に浸っているかと思います。

余韻覚めやらぬうちに、個々のA公演メンバーについての感想も記事に残しておきたいと思います。

※とか書いておいて結局やらないかも

まだまだ新規のハロヲタですが、私にとってハロプロメンバーはプロアスリート兼アーティストのような存在なので年齢関係なく尊敬しています。

※その感覚があるため、トーク会や握手系のイベントには緊張のあまり参加する勇気がなかなか持てません。遠くで憧れていたいような感覚です。

なので感想も基本的に礼賛する内容になるかと思います。

それが正直な思いなので自己満足として書ければと思います。

Aチーム出演者

譜久村聖さん・石田亜佑美さん・羽賀朱音さん・加賀楓さん・岡村ほまれさん・川村文乃さん・船木結さん・井上玲音さん・段原瑠々さん・松永里愛さん・西田汐里さん・江口紗耶さん・高瀬くるみさん・小林萌花さん

MCの飯窪春菜さん

本日は本当に幸せな時間をありがとうございました。

もう全員好きっ!リスペクト!優勝!ってなりました。

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