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群馬県道・埼玉県道18号 伊勢崎本庄線

2019/06/01
埼玉県道のヘキサ画像はWikipediaより。
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群馬県伊勢崎市

旧・佐位郡茂呂村

起点となるのは群馬県伊勢崎市今泉町2丁目、市役所東交差点。国道462号が南へ曲がり、北方向に伊勢崎深谷線(r14)が続く交差点を西へ進む。またこの交差点は高崎伊勢崎線(群馬r24)、伊勢崎大胡線(群馬r74)それぞれの終、起点であり、当県道と重複して進んでいる。
伊勢崎市役所。
元伊勢崎町長、石川泰三の像。
像の建設記。戦中の作。

旧・伊勢崎町

広瀬大橋。
広瀬川は利根川水系の一級河川。分離点、合流点共に利根川であり、戦国時代ごろまで利根川の流路はこちらだったと言われている。有名な川ではないが川幅水量共になかなかのものである。

旧・那波郡宮郷村

広瀬川サイクリングロード。高崎伊勢崎自転車道線(群馬r401)として県道指定されている。
この県道の旧道。以前の起点は永久橋西交差点であり、ここから伊勢崎市連取町の交差点までの経路がこの県道に指定されていた。
連取元町(つなとりもとまち)交差点で重複していた群馬r24が直進して西方向、群馬r74が右方向に分かれ北へ、当県道は左に曲がって南へ進む。
別に大きい訳ではない大川を境橋で渡る。大川はここより北西1kmほどの場所で韮川から分離し、南東へ流れながら広瀬川と合流する河川。水質はかなり汚かった。

旧・名和村

伊勢崎土木事務所制作の看板。博物館か美術館辺りに飾っても溶け込めそうだが誰が描いたのだろうか。
今井町北交差点で国道354号と交差。この国道を境に、商業施設より工場等が目立つようになる。
名和小学校の敷地内には「那波城址碑」と書かれた石碑がある。
堀口町交差点で交差する綿貫篠塚線(群馬r142)は旧国道354号。細い。
八斗島町(やったじままち、楽しそうな地名だがなかなかの難読)交差点で国道462号と重複。事実上の終点となる。起点も国道462号からの分離のため、当県道は国道462号の迂回路としての機能を持つと言ってよいだろう。
八斗島境線(群馬r296)と交差する坂東大橋北交差点。
利根川の左岸で高崎伊勢崎自転車道線(群馬r401)が交差する。因みに高崎伊勢崎自転車道の僅かしかない埼玉県道区間の一つが4枚目の写真の先の辺りである。

埼玉県本庄市

旧・児玉郡旭村

坂東大橋。2004年開通の利根川の橋梁で、利根川に架かる群馬-埼玉県境の橋としては唯一の斜張橋である。 橋を境に埼玉県本庄市へ。県境は川の流れるところより左岸寄りにある。
利根川の雄大さは今更記すまでもない。
沼和田南交差点で沼和田杉山線(r351)が分離。1.1kmほどの短い県道で、この先にある若泉2丁目交差点を避けるように国道17号と国道462号を結んでいる。
終点、若泉2丁目交差点。国道17号との交点で、国道462号はこれより先も直進をして長野県へ向かう。国道17号は言わずと知れた中山道の一部で、埼玉のこの界隈は高崎線とこの国道17号に沿うように発展している。

GPSログ

旧道の事を考えてもなぜこれが主要地方道になっているのかよく分からない。 埼玉県はこれでr16から3線連続の幽霊県道である。

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