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西洋美術

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#ゴッホ

印象派との出会い―フランス絵画の100年 ひろしま美術館コレクション /栃木県立美術…

 ひろしま美術館は、広島銀行の創業100周年を記念して設立された私立館。印象派をはじめとす…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:10 /東京都美術館

(承前)  長谷川利行の絵も、ゴッホの絵も、ありていにいって非常に「カラフル」だ。  だ…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:9 /東京都美術館

(承前)  ■「日本のゴッホ」?  長谷川利行から考える  「日本のゴッホ」と呼ばれる画…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:8 /東京都美術館

(承前)  ■糸杉の磁場 サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズ:1  ここから先の…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:5 /東京都美術館

(承前)  ■ゴッホ都へ行く パリ時代(1)  ゴッホの暮らした場所・時期が、そのまま本…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:4 /東京都美術館

(承前)  ■秘められた「強さ」 初期の油彩  初期のゴッホは、農夫の暮らし働く姿を、黒…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:3 /東京都美術館

(承前)  ■抑えきれない創意 初期の素描  ヘレーネさんの集めたクレラー=ミュラー美術館の収蔵品によって、ゴッホの全画業をほぼカバーできる。  そのコレクションから編まれた本展も、これ以降は、各時代の作品を順に紹介する章立てとなっている。  なかでも今回は、初期の素描が充実。日曜美術館では、この点こそがじつは本展の最大の特徴であり、大きな挑戦だといっていた。  多くの画家の「初期の素描」には、学習の成果を忠実になぞろうとする生真面目さ、アカデミックさが色濃いもの。まだ

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:2 /東京都美術館

(承前)  ■気が合いそうなヘレーネさん  よく知られているように、ゴッホの絵は生前には…

ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント:1 /東京都美術館

 さて、ゴッホ展である。  先日のような経緯があって、珍しく当日券購入の列に並んだ。  …