株:8月1日 金利引き上げによる株価調整:トヨタはアナリスト予想に届かず
このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
0.5%以上の利上げはマーケットが折り込んでいないのでドル円含めて調整が始まっています。
株価の背景と基準が変わっているので昨日までの株価はもはや当てにならない。
まっさらな気持ちでもう一度株価を見直す時。
ここまでの動きのおさらい
7月11日に円安161とSQ前の影響で最高値更新。
7月12日は前夜のアメリカのCPIで悪いデータが出てマグ7売れれた。
円買い介入も入り158円に。
そしてSQの清算で大幅安。
何もなければ41000~41500のレンジ相場になりそうだった。
7月18日はアメリカの対中半導体規制報道で半導体関連が急落。
さらに河野大臣の英語での利上げ記事も出てさらに円高方向に進み株価下落
7月25日はグーグルの決算を受けてアメリカでマグ7が売られ、中小型銘柄への資金流入。
日本の半導体関連が更に売られ、さらに円高とともに株価下落。
7月26日株価が底をつけて、29日から新たなトレンドの始まり
7月31日の日銀金融政策決定会合では利上げしないという予想が多かったが昼に0.25%の利上げを発表しても瞬間的に動いただけでほぼ無風。
つまり、マーケットは0.25%までは折り込んでいた。
午後2時半にアメリカが対中半導体規制は同盟国は関係ないよ♪という報道が出て半導体関連急騰。
午後3時半からの植田総裁の会見で『0.5%は壁ではない』とタカ派な姿勢を見せて先物が大きく下落。
英語の記事では10月に0.5%、そして1%まで利上げ予想という記事がでる。
8月1日。
マーケットは0.5%以上の利上げは折り込んでいなかったので株価調整。
どこまで調整するか?
ドル円155円、金利0.25%までは半導体規制がなくなれば39000~40000円だったと思う。
ドル円、金利が変われば株価も変わる。
この夏はドル円が145円だと仮定。
ここ最近の値動きから非常に大雑把にドル円1円円高方向で日経平均1%下落すると仮定。
そうすると日経平均は36200円まで調整されるかもしれない。
今日は全面安。
利上げだから銀行株は上がらないの?
それ以上にドル円と想定以上の利上げによる価格調整が進んでいるという事。
この調整は大仕事なので1日では終わらない。
少なくとも1週間は様子を見たい。
株価水準を上げるEPSもトヨタの決算がアナリスト予想を超えられなかったのでこの夏の挽回は期待できない。
8月は低調なマーケットになりそうだ。
逆に言えば、今は現金化して買い場を待つ時か?
トヨタはアナリスト予想に届かず
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比1.7%増の1兆3333億円となり、通期計画の3兆5700億円に対する進捗率は37.3%に達し、5年平均の25.1%も上回ったが、LSEGの事前予想の1兆3470億円には届かなかった。
営業利益も前年同期比17%増の1兆3085億円でブルームバーグが事前に集計したアナリスト9人の予想平均値(1兆3230億円)をやや下回った。
売上高は11兆8378億円で予想の11兆7370億円を上回ったが、労務費や研究開発費等の費用の増加をカバーできなかった。
生産台数も去年に比べて減少しており、これからの販売にも大きな期待はできない。
前回の決算後は通期計画が保守的だったので途中で上方修正が入ると言われていたが、今回は据え置き。
低く設定した通期計画は達成するかもしれないが、日本の時価総額No.1の企業がそれではさびしいね。
っていうか、こんな状況でよく利上げしたよなー。
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