コロナ以降、耳にするBCPってなによ?
中小企業診断士のKOBOです。
コロナ以降、私たちの辞書には新しい言葉がいくつも追加されましたね。
・ソーシャルディスタンス
・新しい生活様式
・Zoom飲み …
もともとあった言葉でもコロナをきっかけに市民権を得たものもありますね。
その一つが【BCP】。
BCP(Business Continuity Plan)
日本語にすると、【事業継続計画】です。
地震や台風のような災害、テロ、また、今回のコロナのような想定外の事態に備え、企業や組織で策定されるものです。
危機的な状況下においても、重要な業務が継続できる方策を用意し生き延びられるようにしておくための計画です。
「あぁ、大企業がやるやつね?」
たしかに、BCPを策定している中小企業は2割以下で多いとは言えません。※1
でも、私は中小企業こそ、BCP策定の意義があると考えます。
「想定外の事態」はコロナや災害ばかりではありません。
組織の規模が小さいほど、それぞれのスタッフさんに任せられている仕事の幅が広いはず。
スタッフさんがインフルエンザやぎっくり腰で急遽動けなくなる。これも「想定外の事態」のひとつですよね。
寝込んでいるスタッフさんに電話をかけてしまったり、他のスタッフさんに負担がかかってしまったり。場合によっては取引先にご迷惑をおかけすることも。
いつも頑張ってくれているスタッフがつらい時、そんな時くらいゆっくり休んでほしいじゃないですか。
そんな時にも活躍する【BCP】、考えてみませんか?
これから少しずつご紹介していきますね!
※1 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「中小企業の災害対応に関する調査」(2018年12月)によると、BCPを策定している中小企業(従業員数21名~300名を対象。n=4441)は16.9%である
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