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簡単リュスティックレシピ!膨らむコツや作り方を図解!上級オシャレパンを自宅で気軽に

この記事は「こびとのカフェ」という【自家製酵母とパンのブログ】からお引越ししてきた記事です。過去記事の引越しを機に、レシピ本『簡単サワー種でつくる本格ライ麦パン』3200円1200円に変更しました。より多くの方に楽しんでいただければ幸いです^^
元記事公開日:2017年2月23日 9:51 AM

リュスティック

【材料】(大4個or小6個分)~元種でつくるリュスティック~

・強力粉    255g
・全粒粉    45g
・砂糖     7~12g
※シンプルやおつまみ系の味は7g。甘系は12gにしています。
・塩      4~5g
※塩気を強めにしたい時だけ5gにしています。
・酵母元種(液種と強力粉が1:1のもの)60g
・水   228g(冬はぬるま湯)

【材料】(大4個or小6個分)~液種でつくるリュスティック~

・強力粉    260g
・全粒粉    70g
・砂糖     7g
・塩      4g
・酵母液種   130g
・水   130g(冬はぬるま湯)

リュスティックの作り方


1、粉類をタッパーに入れ、まんべんなく混ぜておく。

そこに元種を溶かした水を投入し、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。混ざったら蓋を閉めて30分放置。


2、30分経ったら、蓋を開けて手かスプーンなどで生地を下からすくってパタン、と畳むようにする動作を20~30回繰り返します。


(パタン、と折るごとに、生地のつながりが強くなってくるのが分かるはず。)


このあと30分ごとに2回パンチを入れるので、その間にもグルテン形成されることを考えると、この時点であまりコネすぎなくても大丈夫です。


3、コネたら蓋をして30分放置し、蓋を開けてパンチ1回目。パンチは手で端っこを引っ張り上げて、6方向からパタン、パタン、と肉まんのヒダを折るように中心に集めていきます。


↓↓↓こんなふうに。(図は4方向だけど)

4、パンチしたらまた蓋をして、30分放置。蓋を取って2度目のパンチをしたらまた蓋をして2時間くらい常温発酵です。その後冷蔵庫に入れてオーバーナイト(目安は6h~18h程)。


5、焼く前に冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。(少しくらい冷たくても大丈夫) そしてここで、透明なタッパーで作る理由が二つ。1つは生地の発酵の見極めがしやすいこと。もう一つはリュスティックの成形がしやすいことです。


で、もう成形に入れるよ!っていう生地の見極め方というか、ここさえ押さえておけばちゃんと膨らむよ!っていうコツがこれ↓↓

だいぶふくらんでいるのはもちろんのこと、横からも裏からも確認すると、、、

見にくいですが、しっかりびっしり気泡が見て取れます。僕のは全粒粉配合なんで、つぶつぶで見づらいですね(苦笑)


でも気泡がびっしり見えて、生地が2倍~に膨らんでいたら、もう取り出して成形にいけるよっていう合図です☆ 気泡が若干長細い形をしているとき、すごく美味しく焼ける気がします^^


6、取り出す時に打ち粉をしっかり振った台にタッパーを裏返しにして、指やカードで端っこから丁寧に掻き出すのですが、その時指に触れる生地が本当に軽くほわっほわで柔らかく、「これがパン生地なの?」ってほど愛おしい感触なのです(//v//)♥この瞬間が、僕は本当に大好きです!

丁寧に生地を台にかき出したあとに、生地の下に打ち粉をしっかりまぶした手を差し入れてこのように長方形に生地を伸ばします。ここで綺麗に四角にしておくと成形も綺麗♪(この写真は大きくのばしすぎました)

さて。これを折り畳んでいきますよ!

1/3を折り、

次に逆からも1/3折り返します。

(最初は4つ折りにしていたのですが、インスタのフォロワーさんが教えてくださった3つ折りにしてから、その後はずっと3つ折りで作ってます^^ その方に感謝!!!)

そして打ち粉をまた生地にまぶしながらスケッパーを使って丁寧に方向転換・・・

7、方向転換した生地を分割します。大きめのが良かったら4分割。小さめがよかったら6分割。5個だとその中間くらいの大きさです。サンドにしたいときは4分割がおすすめです。

↓↓↓

すぐにオーブンシートの上に移しビニールをかぶせておきます。

分割してビニールをかぶせてからは約30分ほど2次発酵をとります。


冬は30分ほど時間をとりますが、夏は分割したらすぐにオーブンの予熱(うちのは250℃に行くまでに15~20分くらいかかっている気がします)をスタートさせ、その時間を有効に2次発酵に使います。


予熱終了のアラームが鳴ったら、必要に応じて粉をうっすら茶こしで振ってからクープ(切れ込み)を入れます。


予熱時に一緒に温めておいた天板をパッと取り出し、オーブンシートごと移し替え、すぐに生地と天板に霧吹きをたっぷり吹いてあげましょう。


※ちなみに、予熱するときにはバゲットと同じく「天板、グリルストーン&水入りミニボウル、スチーム皿」の3点セットを一緒に予熱しています。ハード系のパンがパリッとメリッと仕上がります。どんな感じかは、以下のバゲットのレシピ内で詳しくご紹介しているのでご参照ください。

↓↓↓

➤自家製天然酵母のバゲットレシピと作り方工程&コツ!(強力粉+薄力粉使用)

8、すぐにオーブンに移し、250℃で5分、230℃で15分焼きます。


オーブンの温度はご家庭のオーブンによって変わってくるので、上の温度は参考に、

ご家庭のオーブンと相談しながらいい焼成温度・焼成時間を見つけてみてください!


完成!

いつもながら良い色に焼きあがってくれました^^

今朝、リュスティックサンドのために半分にスライスしたものです^^ノ

クラムはもっちりプリンプリンです。普段食べるスーパーやコンビニのパンと違い、とっても瑞々しいクラムでびっくりします。

いろんな大きさの気泡がまばらに入っていい感じ^^♪

今朝のベーコンエッグサンド♥


【後日談(6月14日)】

こんな感じで、2人暮らしで小さ目のリュスティックを軽めに楽しんでます^^

クラムも形も窯伸びも4か月前にレシピをアップしたころよりもずっと良くなり、美味しさもアップしました^^


おさらい

ちょっと解説とか長かったので、むずくない?と思っちゃった方のために、いやいや簡単だよ、ということを示すために簡単解説します!

1、粉混ぜる→酵母元種と水を混ぜたやつも入れて混ぜる。

2、30分放置。→パンチ①→30分放置→パンチ②→1~2時間常温放置→冷蔵庫発酵(6h~12h…それ以降はお任せ!)→常温2~3hほど放置。〈1次発酵〉

3、気泡がいっぱい見えたら取り出し、折り畳んでベンチタイム。→分割→オーブンシートに移してビニールかぶせて20分~30分放置。〈2次発酵〉

4、粉振ってクープ入れて熱々の天板に移し、霧吹きをたっぷり吹いて、250℃に予熱したオーブンで5分+230℃15分焼成。完成!

どうでしょうか?こうするとかなりシンプルにやり方が見えませんか?これならできる気がする!!なんならここだけスクリーンショットして作る時におともにしても問題ないくらい無駄なし、シンプル(笑)


以上、僕の大好きなリュスティックのレシピ公開でした~^^ノ

ここまでたどり着くのには、インスタグラムでたくさんの先輩方にアドバイスをいただきました!

最初は4つ折りにしていたのを、アドバイスから3つ折りにしました。

教えてくださった方には今でも感謝しております^^* なんせ、リュスティックは僕の1番好きなパン!


リュスティックをまだ試したことがない方、ぜひ食べてみてくださいね!!

超おすすめです!!

まるまるリベイクして食べても美味しいし、スライスしてトーストしてサンドしても最高だし、焼き戻さないそのままのパンの引きや香ばしさ&しっとり感もまた最高なのです!!

自家製酵母で、遠くに自家製酵母のうまみを感じる素のままのシンプルリュスからどうぞ♥


今日もよい一日を^^


こびと

ありがとうございます!サポート、とても励みになっています!もしこちらから「こびといいぞ~頑張れ~!」とサポートしてくださったお金は、カナダ移住という子供のころからの夢を叶えるための資金に使わせていただきます!!^^ がんばるぞ~♪ オーッ!!