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なぜ遊戯王は面白いのか?

こんにちは、コビトカバです。
最近リンクスモチベがあまりにも低下しており、自分自身の原点回帰ということで今回は環境やプレイングの話ではなく、そもそも遊戯王デュエルリンクスというゲームはなぜ面白いのか?を言語化してみたいと思います。

よくツイッター上で「気づいたらリンクス〇〇日目!こんなにハマると思わなかった笑」みたいな
ツイートをよく見かけますよね。この遊戯王デュエルリンクスというゲームの中毒性は他を逸しており、リリースから3年経たずにDL数が1億を超えるところからもその人気が分かります。ここまで私たちを惹きつける要素は一体何なのでしょうか?

面白さとは何か-リスクとリターン-

皆さんは桜井政博さんという方をご存知でしょうか。彼は『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』などの超人気作品を手掛けるゲームデザイナーです。彼が言うには、ゲームの面白さとは駆け引き、つまりリスクとリターンだそうです。言い換えると、「リスクを冒してリターンを得ることがゲームの本質」なのです。
皆さんご存知の『スーパーマリオブラザーズ』を例にとって簡単に説明します。マリオは「敵を踏む」という行為によって敵を倒します。我々が何気なく行なっているこの動作にゲームの本質が隠されています。

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踏み場所を間違えると、敵と接触してマリオはダメージを受けますよね。つまり、「敵を踏んで倒す」というリターンを得るために、「敵に近づく」というリスクを冒しているのです。
敵に近づけば近づくほど「ダメージを受けるかもしれない」リスクと、「倒せるかもしれない」リターンは比例して大きくなります。このハラハラ感こそがゲームの面白さなのです。

遊戯王の面白さ①

これを遊戯王に置き換えてみましょう。
大前提、カードゲームは対戦相手がいて成り立つゲームです。そのため根本的に駆け引きの要素を含んでいます。そして至るところにリスクとリターンの関係が組み込まれています。

①デッキ構築
デッキを組むときに、初動札や防御札の枚数を考えますよね。極論20枚全てを初動札にしてしまえば、事故率は0%です。しかし誰もそんなことをしないのは、上振れた時のリターンが弱まるからです。

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一方、このようないわゆるネタデッキは上振れた時に最強になるよう、防御札を極限まで減らしています。つまりリスクとリターンを最大限にしています。
このように、私たちはどの程度リスクを負いつつリターンを獲得しにいくかを無意識のうちに考えながらデッキを組んでいるのです。

②試合中
試合中こそ一番駆け引きが表れているところですよね。沢山あるのでキリがないですが、少しだけ例を挙げます。

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少し前の画像ですが、よくある魔導のゴミハンドです。見たくもないですね。この手札の時に、1ターン目にブレイカーを出すか出さないか悩むとします(どちらが正解かはともかく)。この悩むプロセスにもリスクとリターンが介在しています。

リスク…ノーガードエンドをした場合1キルされるかもしれない
リターン…ターンが返ってきてトップでグリモバテルを引けた時に交換スキルを使ってサイマジを立てられるかもしれない

このように、私たちが日々プレイングと称して選択肢を選ぶ行為とは、リスクとリターンの取捨選択のことなのです。

遊戯王の面白さ②

リスクとリターンの関係以外に、カードゲームならではの面白さがあります。

それは運です。

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よく「トップで〇〇引かれて負けたわクソゲーかよ」「KC中に壁が消えた」みたいなツイートを目にしますよね。逆に言えばその数だけ、「トップで〇〇引いて勝った」試合が存在しているわけで、この運の要素こそ試合を最後まで飽きさせない、かつマンネリ化を防ぐ役割を果たしています。
「こういう風に動けば100%勝てるゲーム」など、初めは楽しくてもすぐに「飽き」がきます。同じ動きをしても相手の運のせい(リンクス用語で言えば上振れ)で負ける試合がたまにあることがゲームをマンネリ化させないのです。もちろん、そんな理由で負けた側としてはたまったもんじゃありませんが。

基本的に運の介在しないゲームは存在しませんが、そのなかでもカードゲームは運の占める割合が非常に高い部類です。KCカップで上位に入る人たちの勝率はどんなに高くても6割前半であることからも読み取れますね。

遊戯王の面白さ③

ところで、皆さんはいつから遊戯王で遊んでいたでしょうか。私は小学生の頃、アニメGXで十代の活躍に惚れ込み、E・HEROを使って遊んでいたものです。

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テンペスターかっこよすぎか。

特に子供の頃から遊戯王で遊んでいた皆さんなら、憧れのカード、かっこいいカード、大好きなカードを使って楽しんだ記憶があるかと思います。
このことから、遊戯王の面白さの3つ目として、「好きなカードで戦えること」が挙げられます。
同じ1vs1の対戦競技であるチェスや将棋、オセロといったゲームは全て駒が決められています。一方遊戯王は、パックでレアカードが当たり、それが活躍できるデッキを自分で考え、自分が選んだカードたちでデュエルをする。これぞまさに遊戯王の面白さを象徴していると思います。

終わりに

今回は原点回帰ということで、遊戯王の面白さを言語化してみました。共感できるところがあれば嬉しいです。自分はここが面白いと思う!というところがあれば是非教えてください😊

ではまた次回の記事でお会いしましょう👋

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