【読書】まっすぐっていいな
読書のアウトプット、7冊目。
本屋さんでふと手に取った文庫本です。
1行目を読んですぐ、ああこれは良い本を買ったなと思いました。
ひとりになった主人公が、商店街での出会いを軸に実直に真っ直ぐに前に進んでゆく話。
いつのまにか心から主人公を応援していました。
登場人物は人間味溢れた描き方をされていて、もちろん良い人ばかりではないんだけど、どの人の心情もああ分かるなぁと思ったり。
最後の1行を読み終わると、じんわりと心に沁みるあたたかさを感じたり。
嘘偽りない主人公の強さが羨ましくもなり、自分もそう生きていきたいと思いました。
そして、無性にコロッケが食べたくなりました。
小野寺史宜さんの他の小説も読んでみようかな。
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