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KOBIRA冒険記

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創業110年の鹿児島の老舗 KOBIRAが変革していく様子をまとめています。
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#鹿児島

『感謝と称賛が巡る組織』づくりの、1.5歩目~Uniposトライアル導入を終えて~

KOBIRAがバリューの浸透を図るために、導入を予定している『Unipos(※)』。トライアル期間が終了したのですが、改めて素晴らしいサービスだなと実感しました! ※Uniposは、超簡単に言うと「日々の感謝やバリュー体現エピソードをタイムラインで共有できて」「ハッシュタグでバリューを簡単に紐づけられて」「ポイント制などで感謝を贈りあう仕組みも充実している」みたいなツールです。 先日Uniposさんとトライアル期間の振り返りをしたんですが、KOBIRAの利用実績(利用率、

『内省と祝祭』の全社集会 ~対話とアートとアワードと~

KOBIRAは、第4創業期の取り組みの中でも、ビジョンミーティング(全社集会)に大きく力を入れています。「全社集会やアワードって、時間とお金もかかるけどやる価値があるよ」ということが、一人でも多くに伝わったら嬉しいなぁ。3回目の開催となる今回も、やり切ったし良い場でした! ■前提:KOBIRAは、創業111年目を迎えた鹿児島の地域商社。 2022年~2024年を「第4創業期」と置き、人的資本経営に大きくシフト。MVV+Bの言語化から人事制度まで全面刷新。 半年に一度の全

鹿児島から世界に挑戦する老舗が、10年後に実現したい姿とは!?KOBIRAビジョンの全貌を大公開!!

昨年、創業110年を迎えたKOBIRAは、2022年からの3年間を第4創業期と位置づけ、新たにミッション、ビジョン、バリューを定めました。 ミッション、ビジョンを作った背景や、それが社員に発表された経営ミッション発表会の様子などはこちら。 【KOBIRAのミッション】 海の冒険者を祖に持つ「新しい老舗」として、不確実性の荒波を乗りこなし、これからの百年も安心と希望を社会に届け続ける。 「地域に、日本に、世界に、KOBIRAがあるなら大丈夫」これからの100年も、そんな存在

さあ、次の冒険へ。創業110年企業が次の100年を見据えて掲げたミッション・ビジョン。

昨年、創業110年を迎えたKOBIRAは、2022年からの3年間を「第4創業期」と位置づけ、新たにミッション、ビジョン、バリュー(MVV)を定めました。 全社員へのお披露目の場で掲げられた言葉は、「さあ、次の冒険へ」。 これからの100年を見据えて、今KOBIRAはどこに漕ぎ出そうとしているのか。 今回は、2022年9月の経営ミッション発表会の場でお披露目されたミッション、ビジョンについて、人事組織部の門田から詳しくご紹介します。 ▼KOBIRAについて知りたい方は、まずは

「シャッター温泉街」が、世界に誇れるウェルビーイングタウンに生まれ変わるまでの物語。

日置市とウェルビーイングタウン作りの連携協定を結んでから、半月ちょっと。ありがたいことに、テレビや新聞など35を超えるメディアに掲載してもらえました(^^)。 「市長と社長が裸で温泉につかって協定を結ぶ」というインパクトもあったし、 浴衣で並んで歩いている姿が「『西郷隆盛グランプリ』の決勝戦みたい」という声も聞かれましたが(笑)、 ただのインパクト狙いの協定ではなくて。 課題先進国日本の、さらに希望が見えなくなっているローカルから、世界に誇れるウェルビーイングタウンを

『戦略人事の郷中ゼミ』で語った、右腕採用/MVV/定量化できないもの

参加者というか、サブ登壇?みたいな形で参加した『戦略人事の郷中ゼミ』。迷ったけどリアル会場で参加してよかった! この1年KOBIRAでやってきたことは大体以下のnoteにまとめたつもりだったけど、 今回の質疑や対話を通じて、新たに話したり気づいたりしたことも色々あったので、以下メモ。 ▼どうしたら「右腕」と呼ばれる存在を採用できるのか?「どうしたら右腕と呼ばれる存在を採用できるのか?」というテーマは、面白かったなぁ。 (池田がどこまで「右腕」のレベルになれているかは別と

創業110年企業が、組織を生まれ変わらせるためにやったこと全部【2022年】

大げさではなく、人生の節目となった2022年創業110年の小平社にCHRO(chief human resource officer)として参画したことが、人生のターニングポイントレベルで大きな出来事だったので、振り返りつつやった事を全部出してみます。 年始に、4代目社長のかんちゃんからポンっと届いたメッセンジャー。 ここから始まり、あれよあれよという間にジョインすることに。色々なピースが、カチッとはまる時は一瞬。 この日から自分にとっての2022年の流れは大きく変わっ

創業110年の会社が、自己負担ゼロで「昇降デスク&デュアルディスプレイ」環境を作れちゃう、福利厚生制度を導入してみた!

経営改革に取り組んできたこの一年。色々と新しいサービスを導入してきましたが、その中でも大満足&おススメしたいのがリモートHQ!! 個人的にもいつか欲しいと思っていた昇降デスク&デュアルディスプレイ環境が実現して嬉しかった(しかも自己負担ゼロで!)ので、導入までのプロセスをレポートします!! リモートワーク環境ほぼゼロからのスタートCHROとして参画することになった小平株式会社は創業110年という会社でもあり、自分が22年3月に入社するまで、リモートワークしていたのはIT事

創業110年の鹿児島の老舗企業が半年でバリューまで社員と作りきった「冒険の書」を公開!

小平株式会社は鹿児島で曾祖父さんの会社の企業から数えると110年の老舗の商社です。私で4代目の社長になります。LPガス、電力、ガソスタなどのエネルギー事業、IT事業、貿易事業などを国内外でやっている商社です。 1年ほど前に会社でバチバチの大喧嘩があり、社内の心理的安全性もエンゲージメントも下がりまくって役員の離脱などもありました。そして今年の3月、このままでは存亡の危機と、社長として会社を大きく変えることを決意します。 バリュー発表までの道のり4月にCHROとしてジョイン

\ビジョン作りのプロセスがくれるエネルギー/

会社の新しいミッションを言語化した役員合宿から一ヶ月半。次のステップをどう設計するか話し合う役員会があったんですが、楽しかった! 話題は全社共有会だけではなく、その先まで見据えた時間軸の内容に。 来年の本社ビル移転という大きなイベントまで視野に入れたプロセスをどう設計するか。 並行して走る人事制度作りについても、大きな変化を社員一人ひとりにどう受け取ってもらうか。 どんなメッセージを、どういう形で発信すれば皆が大きく未来の希望を描けるか。 さまざまな観点からディスカッ

● 創業110年の企業の、CHROになりました! ●

このたびご縁がありまして、小平株式会社のChief Human Resource Officer(兼 総務執行役員)になりました! 小平社は鹿児島で創業110年(!)を迎える地域商社ですが、4代目社長の小平勘太君が同い年で、大学時代のAIESECの同窓だったりもします。 コーポレートアイデンティティーとして「新しい老舗」を掲げ、 “時代を先取り変化しながらも、世代を超えた老舗として存続し続けること” にこだわっていたり、 “鹿児島というローカルに根差しながらも、グロ