自分の器の小ささを知ったタクシー事件その2:PayPayすったもんだ事件


なんの神の思し召なのか
2回連続、なかなか面白いタクシーでの経験をした。
1回目は題して「GOアプリナビ!高速道路で固まる事件」
2回目は題して「PayPay支払いですったもんだ事件」



前回の「GOアプリナビ!高速道路で固まる事件」に続き「PayPay支払いですったもんだ事件」も知りたい!とのありがたくも奇特なお声を頂戴いたしましたのでここに私のやっちまった失敗談を記します♡


2回目の悲劇。
それも突然起きた。
家までの帰宅にタクシーへ搭乗した時のことだった。


私「〇〇までお願いします」
運転手さん「はい」
以上


あれ?私はここで既にちょっとした不穏な空気を感じていた。


荷物が多いヘアメイクという仕事柄もあって昔から日常的にタクシーへはよく乗る。
なのでこれまでもタクシーエピソードのネタはまぁまぁあるんだが
この行き先を告げて復唱しないタイプの運転手さんを私は信用しない。


何故なら
過去に渋谷から乗って
「中延(なかのぶ)まで」と言って
中野に行った人がいる。
いやそら中野の方がメジャーだしね。まんだらけあるしね。
人間だもの、聞き間違いは絶対ある。


ましてやマスクしてんだしそもそも私の滑舌問題だってある。
伝わっていないのは私の問題である。
それからというもの、行き先を復唱しない運転手さんへはこちらから
「今混んでますかねぇ?(この先行くであろう)山手通り」とか「〇〇を通って一号に入る感じでお願いします」など、行き先や行き順を明確化して「中野じゃないのよー」アピール全開でトラブル回避をしている。


で、だ。
話を戻そう。


その行き先を確認しないタイプの運転手さん(ご年配)だったプラス前回の「GOアプリナビ!高速道路で固まる事件」の経験を踏まえ
もう、ガン見した。そう、(Google先生)アプリをガン見だ。道が間違っていないか、ガンガン見た。


そして事前決済はやめて降車時の支払いでいいやーっと思っていた。
15分くらい乗った頃に目的地へ到着した。


よかったー
今日はトラブルないわー
ホォゥ


〈〈 問題はここからだった 〉〉


「支払いはPayPayでお願いします」
何の迷いもなく言った。
だって今までだっていっぱい支払ってきたしPayPayで。
年配の運転手さん「PayPayね」
ゴソゴソ・・・
私「じゃ操作しますねー」っと
後部座席前に備え付けられているタッチパネル画面から操作。
あらよっと〜ピィッピィッ
はい決済完了♫


私「領収書いただけますか?」
そう、私はタクシーに忘れ物する時があるので必ずレシートっつーもんを受け取る。
運転手さん「あ、領収書ね、うーんっとちょっと待ってねー」


〈そっかからが地獄の時間だった〉


運転手さん「あれ?おかしいな、チャリーンって言った(決済の音した)?」
私「え・・・」
運転手さん「決済できてないみたいだね。もう一回これでやってもらっても良い?」
っと交通系でもう一回決済してみてだの(本末転倒)もう運転手さんテンパりまくりで、もうそれはリモンでテレビがつかないからってテレビガンガン叩くどっかのオカンの様。


いやそれ何の解決にもならんばい。
でもこの人めちゃくちゃ困ってる。
結論から言うとそこから20分あれこれどんだけやったって領収書が一向に出てこない。(らしい)
そこで強気に「いやこっちでは決済できてるんで!」っとタクシーを降りることもできたであろう。


が、そもそも機械トラブルかなんかで本当に決済出来てなかったら運転手さんは自腹で洗うのかな?困るよね、と思ってこりゃどーしたもんかと。
こちらの様々提案してみた。


私「PayPay決済が出来たかどうか会社に問い合わせることできないんですか?」
運転手さん「決済出来たかどうかは一日終わった後でないと分からないんです」
などなどの考え得る問答を繰り返し
それでもラチああかんので
ここは冷静に
私「私のPayPay画面に決済画面が出てるってことはどう考えても決済出来てると思うんですよね、もう一回その辺にあるレシート確認してもらってもいいですか?」


で、
でーー
でーーーー


領収書があった。



私の決済画面と同じ時刻が打ってある領収書がそこにあった!


「やっぱ決済出来とるやないかーーーーーい」


それでも尚、明らかに機械音痴の年配の運転手さんは納得していなかった。「だって音がなってなかったしなー」とか何とか。
が、渋々了承してもらってひとまず領収書を受け取りタクシーを降りた。


〈 何だったんだこれ。この時間。〉
「GOアプリナビ!高速道路で固まる事件」同様、モヤった。
謎にキレの悪い○んこをした気分。


それはどこかに
「私もタクシーの機械のことはよく分からないし、私だけが正義ではないし、100パーセントってないよね。本当に支払いが出来てなくておじさん困ってたらなんか嫌だな。」っと言う思いがあった。


あんまりに気になって後日タクシー会社に事情を話して支払い確認の電話をした。
結果的に言うと「履歴からお客様のPayPay支払いは出来てますよー」だった。


よかったーしー
おじさん、ちゃんと支払われたよ!よかったシー。


で、せっかくだったので以下の事柄をタクシー会社に確認をしてみた。


私「PayPay支払い完了したかってすぐタクシー側で確認できないんですか?」
タクシー会社「実は反映までにお時間がかかるんです、なのですぐは確認が取れないんです。」
私「なるほど、では今後今回の場合の様な時はどう結論を出すと良いのでしょうか?」
タクシー会社「我々どもの会社では、お客様の決済画面が全てでそれを信用するという風に運転手へ指導しております」


なぬーーーーー!!


結果、
〈PayPay支払いはカスタマーの決済画面で確定〉
以上でした。


そしてここから得た教訓(とある方にアドバイス頂いた教訓〉


・支払い方法をお相手やそのサービスを見て判断選択する


今後この多様化し過ぎた支払い機械操作が苦手だろうという相手だったらキャッシュレス化が叫ばれる時代だが迷わず現金支払いで行こうと心に固く誓うのでした。
前回同様、トラブル回避の重要性を学べた実に良い経験でした。
ありがとうございました。


私のこのキレの悪い○んこの話
どなたかのお役に立てましたら幸いです。


完。

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