当然、前からそこにあったはずなのに、ふとその存在に気付くことがあります。赤い郵便ポストです。昨年(2021年)は丸型ポストが誕生して120年の節目を迎え、注目されました。店先や駅前に赤い円筒形があるだけで、街の雰囲気も変えてしまします。そんな丸型ポストを播州人3号が紹介します。
四角い箱型が圧倒的に多いのですが、丸型の方が何となくしっくりきます。ただ、こんなにも少なくなっているとは知りませんでした。
「懐かしいもの」は「珍しいもの」になっていました。
丸型ポスト巡り散策
尼崎、伊丹、川西の郵便局が「フェス」
3市で12本 全部回れば記念品贈呈
全体のわずか3%以下です。丸型がかなりレアな存在であることが分かります。
製造が半世紀以上も前の1970年に終了していたということは、現存するものはすべて50年以上たっているということになります。
いつごろから箱型に移行したのでしょうか。
30年以上前ですが、既にこんな記事が見つかりました。
記事中の「チビっ子」という表現に時代を感じます。
丸型ポストがあるだけで「昭和な」感じを醸します。
そんな昔ながらの風情を演出するため、わざわざ設置した町がありました。
哀愁漂う丸型ポスト
その姿は、林の中でも映えます。
使用はできませんが、「引退ポスト」として人気の撮影スポットになったようです。
言われてみれば、あのアニメ映画に出てきても不思議ではない雰囲気です。
丸型ポスト インスタ映え
「ジブリの映画みたい」と人気
加東市・播州清水寺
ポストの主流は箱型ですが、イメージとしてはまだまだ円筒タイプではないでしょうか。
そんな特徴を活用した看板です。そこに郵便局があることを強くアピールします。
<播州人3号>
1997年入社。丸型ポストの写真を眺めていると、投函口の小ささに気付きました。大型の郵便物を送る際はどうしていたのでしょうか。別の記事で、フリーマーケットアプリの利用者が差し出しやすくするため、投函口の高さを7センチに広げた新型ポストのニュースがありました。利用者側の都合も丸型ポストを減少させた一因かもしれません。
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