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焙煎工場見学&コーヒーセミナー

4/22(土)神戸珈琲本社にて、工場見学会とコーヒーセミナーを3年ぶりに開催致しました。当日は25名の方がご参加いただきました。

コーヒーセミナー(コーヒーのお話と美味しい淹れ方のコツ)

まず最初は、コーヒーの産地と弊社が備長炭焙煎とアフターミックスにこだわる理由などのお話です。

アフターミックスとは

神戸珈琲のブレンドコーヒーは全て「アフターミックス」をしています。
アフターミックスとは、 ブレンドするためのそれぞれのコーヒー豆を、 種類ごとに別々に焙煎 (単品焙煎してから、ブレンドする方法です。)
コーヒー豆は種類によって、 最良の火加減、焙煎時間が異なります。 生豆の状態で先にブレンドして焙煎してしまうと、焼きムラができてしまいます。単品焙煎して最高の状態で焼き上げられたコーヒー豆をブレンドすることによって、 それぞれのコーヒー豆が持つ個性を最大限に引き出し、 バランスのとれたブレンドコーヒーに仕上がります。
コーヒーは、手間をかけるほど美味しくなります。

神戸珈琲のこだわり部分

①炭火焙煎
炭のいいところ、遠赤外線効果、レンジと同じで中からしっかり焼けます。
備長炭はガスより熱が低い=低温でじっくりと焼き上げます。

②鮮度
神戸珈琲の大手に負けないところは、鮮度へこだわり、常に一番美味しい状態で店頭販売(お届け)しています。

コーヒーの美味しい買い方、保存方法

賞味期限について、よく半年と言いますが、風味は少しずつ落ちるので、出来るだけ早く飲んで頂きたい。1週間ずつ買うのが理想ですが都度購入するのはお手間かと思いますので、まとめて購入する場合は、1ヶ月分か1ヶ月半分までに留めて欲しいと思います。
ざっくりですが、1日1杯飲む場合、人数×100g が1か月分となります。

そのまま保存できるブルーパック

保存方法について
当社のブルーパックの場合、常温で保存頂きたい。コーヒーの美味しさをグラフにすると焙煎してから、日々美味しさがアップし、1週間キープしたあと下がる。(ちなみに当社は焙煎して1週間で店頭にお出ししています。)
ご自宅では、光に当たらない場所、湿気に気を付けて、毎日冷蔵庫から出し入れすると気温差で、コーヒー豆が汗をかくので、同じ場所に保存していただきたい。すぐに飲まないコーヒーは、冷凍庫へ保存してください。
(ちなみに、店頭で常温販売しているのは、店舗の気温湿度が一定だからです。)

美味しいコーヒーの淹れ方について

お話が続いた後は、実際にコーヒーをいれて頂きます。

参考までに記載しますので、お家でも試してくださいね。

  1.  フィルターにコーヒー粉を入れたら、粉を平らにする。

  2.  注ぐお湯の温度は、92〜3度が理想の為、細口ポットに入れ替えて粗熱を取る。
    (4回に分けてお湯を注ぐ)

  3.  1回目のお湯は、コーヒー粉を蒸らす為。低いところから少量注ぐとコーヒー粉が膨らみます。そして、5〜10滴落ちるのが理想

  4.  続いて、2回目はコーヒー粉の真ん中にかける。 1/3まで落ちたら、全部落ち切る前に500円玉くらいの大きさになるようにお湯を注ぐ。

  5.  3回目;2回目と同じぐらいの高さまでお湯を注ぎ、/3まで落ちたら、全部落ち切る前に500円玉くらいの大きさになるようにお湯を注ぐ。

  6. 4回目;3回目と同じぐらいの高さまでお湯を注ぐ。コーヒーは、 最後の一滴まで搾らない。最後の一滴は美味しくないので捨てる。

焙煎工場見学

続いて、焙煎工場見学です。焙煎機など実際に機械を動かします。

コーヒーの飲み比べ

最後は、この日焙煎したコーヒーと当社のコーヒー5種を飲み比べて頂きました。

毎回大好評のこのイベント。公式LINEにて告知して2時間で満席となり、申し込みができなかったお客様、大変申し訳ございませんでした。
次回は秋開催予定です。お楽しみに!

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