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カイツブリ 何を給餌?

 35℃を超える気温の中、子育てをするカイツブリ。以前見かけた親子と一緒で2羽のヒナですが、あれから時間がたっていることを考えると別家族のようです。

 カイツブリは市内の池や川で普通に見かける留鳥で、カモのように水面に浮かんでいますが、カモよりかなり小さいことと、頻繁に潜るので見分けは簡単です。カイツブリは水面に浮巣をつくり繁殖しますが、繁殖期は長く、真冬に子育てをする場合もあります。発生する季節が限られる昆虫やその幼虫ではなく、年中安定して得られる水中の生物をヒナに与えることで、長い
繁殖期を実現しています。
 西区の野池でであったこの家族、2羽のヒナへ両親で数分ごとに給餌していて、何を捕まえてヒナに与えているのか写真で探ってみました。

生き残って大きくなった2羽のヒナ
白く透明感のある生き物
大きいスジエビのようです
ん、こんどは…?
寄り目の顔、小さなヨシノボリの仲間
これも…
ヨシノボリの仲間のようです

 1ケ月ほど前、岸にびっしりとヨシノボリの仲間の幼魚が。また、スジエビもかなりの数観察できました。8/8に観察したコサギも大きなヨシノボリの仲間を捕食。これらが池に棲む鳥たちを支えているようです。

カイツブリ 親子 2023/08/21 神戸市西区神出町
Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM


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