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#18

最近自分の性格を深く理解するべくMBTI性格診断に挑戦してみたのですがあてはまりすぎて度肝をぬかれている栗脇賢です。(みんなもやってみてね!)どうか最後までお付き合いください。

その性格診断の結果にもあったが僕はこれまで損得勘定で物事を判断することが多かった。勉強は将来楽にお金を稼ぐために必要とかサッカーはプロになるために必要とか。そんな僕は高校でプロへの道は諦めていたので大学でサッカー部に入る理由がシンプルにわからなかった。でも、高1の時に下手くその部類でサッカーをすることに慣れず、勉強を理由に1年でクラブチームを辞めていたし、そこら辺のけじめをつけるために入部した。自分よりも勉強もサッカーもできる人が沢山いるそんな環境に身を置いてみたかった。

自分は1つの目標に対して熱中して取り組めるタイプだったので、とにかく目標を大事にした。「Aチームに上がる」「学生リーグ出場」「公式戦で得点」など、設定、達成、更新を繰り返しそれなりに充実していた。

でも4回生の1年だけは違った。チームとしての明確な目標はあったものの個人として心の底から強く達成したいと思う目標がなかった。どうしても1年後の自分の理想像が描けない。言わば'最適解'を探すような1年だったと今になって思う。その解は際限なく自分の努力次第でより良いものになっていく。理系というのもあってか自分はこういう系の問題が大の苦手だ。

突如目標のなくなった自分は弱かった。前期リーグ開幕に合わせ股関節の怪我とハードな研究室の活動も同時に開幕。スタメンの座はあっという間に手から溢れていった。痛みはあるわ練習に出られないわ、気付けばポジティブさが売りである本来の自分はいなかった。そして、「精一杯やっとるしな...」と考えるほど痛みと研究室という2つの言い訳に満足し、考えるのを辞めていた。明らかに本気の度合い(堀崎至Last Message参照)は足りていなかった。

(結局、7月の院試休み期間で研究室活動が無くなったこと、またこの後述べることによってこの状況は改善していった)

'微差からしか大差は生まれない'

これは監督が大切にしている言葉であり、僕もそう思っている。人よりも1分でも多く練習する。あるいは普段の時間を削りプレー動画視聴やストレッチに費やす。それは一朝一夕では目に見える結果に現れないけど、1ヶ月後、1年後かもしれないが大差になって現れる。つまり、未来の成長を信じて目の前の事に100%打ち込むということ。これぞまさにあの時の自分に欠けていた考え方である。そして、最適解を導くための方法なのではないかと思います。

この経験も含め本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。神戸大学サッカー部にはたくさんの師(監督、コーチ、先輩、同期、後輩、MG)がいて日々ヒントを与えてくれました。また、この人たちと共に勝利を喜び、敗北を悔しがり、そして何より自分の力が120%発揮された時の快感を味わえた。贅沢な4年間でした。神戸大学サッカー部に入る理由は言うまでもなくここにあったと自分は思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

次は、実家の近さが神大生No.1の林幹人です。サッカーはもちろんあらゆる勝負事に強さを発揮しています。

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