「こと」を使いがちな人へ。7つの言い換え表現
ライティングやブログ記事を書いていると、ついつい使ってしまいがちな「こと」。
「こと」が多くて文章が単調になってしまったり、クライアントに指摘されたりして困ったことがありませんか?
「こと」の言い換え表現を7個紹介するので、ぜひ今後の執筆活動に役立ててください。
①大体は「場合」「ケース」「とき」「点」に置き換えられる
「こと」は「場合」「ケース」「とき」「点」にそのまま置き換えてもたいてい違和感なく伝わります。
「点」は特徴やポイントを挙げるときに使えます。
例)「~の特徴は、~な点です」
注意点は「場合」も使いがちな表現であること。
「ケース」や「とき」「点」も併せて使いながら単調さを回避しましょう。
②人を表す名詞で置き換える
「~することがあります」という表現は、
~する人がいます
~な学生もいます
と表現すれば、意味を変えずに言い換えられます。
他には「~と言われることがあります」を、
「~と言う人もいます」と言い換えるのもおすすめです。
③文脈に適した名詞に置き換える
例)サービスを紹介するとき
「LINEでサポートが受けられることもあります」
↓
「LINEでサポートを受けられる契約/サービス/オプションもあります」
と言い換えられます。
例)動作を表すとき
「自分のやるべきことに集中する」→「自分のやるべきタスク/仕事に集中する」
「同じことを繰り返す」→「同じ問題/ミスを繰り返す」
と言い換えられます。
④原因は「~すれば」「~すると」「~ので」に置き換える
「~することで」「~することから」も使いがちな表現です。
これは原因を表しているので、
「~すれば」
「~すると」
「~ので」
に置き換えられます。
⑤条件は「~か」で置き換える
「~することが条件です」「~することが重要です」など、条件を表すときは、
「~するかが条件です」「~できるかが重要です」と置き換えられます。
⑥可能は「られる」「(動作の名詞)が可能」で置き換える
「~することができる」は、冗長表現としてNGとするクライアントが多いです。
この場合「られる」「~できる」「(動作を表す名詞)が可能」のどちらかで違和感なく言い換えられます。
⑦否定は「~ません」で置き換える
「~することはありません」は「~ません」で言い換えられます。
例)「彼が時間通りに来ることはありません」
↓
「彼は時間通りに来ません」
「の」を使うときは注意が必要
「こと」は「の」に置き換えられるケースが多くあります。
しかし「の」を使い過ぎると稚拙な印象を与えるため、使いすぎには注意が必要です。
※クライアントから指摘されることもあります。
以上のアイデアが、今後の執筆活動の役に立てれば幸いです。
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