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菊の魅力~美しさは花だけではない~

菊農家である『はなごころ』へ取材に行きました。

地図を見ていきましたが、方向音痴の私には場所がわからず、
菊の良い香りを手掛かりに、作業場を発見!

代表取締役である、高津佐雄三(こうつさ ゆうぞう)さんにお話を聞きました。


菊を見せてもらいました。

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出荷前の菊のつぼみが可愛いですね
作業場では、菊を選定し形を整え、束にしていました。

んだもしたんポイント!
葉っぱの美しさに感動!!!!!

菊は、花の美しさも大切ですが、それと同じく大切なのが葉です。

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葉が均一に生えているか、汚れはないか、一枚一枚目で見て選定します。
もちろん、花のつぼみの綺麗さも大切です。その細かい選定には脱帽します。
高津佐さんに指摘されたつぼみの悪さに私はまったく気づかず、「つぼみが開いているな」「よく見たらいびつだな」というレベルでした。

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選定のポイントは、菊を活ける人の気持ちになるそうです。
全てに合格した後、出荷されます。

菊の花ことばは高貴、上品です。
まさにその通りだと感じました。



菊業界の現状を聞きました。
葬儀も少なくなり、コロナ禍で打撃を受けていると高津佐さんは言います。

しかし、風当たりが強い菊業界に反して、高津佐さんの職場は明るく、働く皆さんも楽しそうです。

菊ハウスを拡大し続ける『はなごころ』は、12月に花屋を立ち上げるそうです!

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どこからその向上心は来るのでしょうか??

高津佐さんは、宮崎県の次世代農業のリーダー・指導者を育成する「みやざき次世代農業トップランナー養成塾」の2期生で、学んできた知識とネットワークがあります。
「農業を元気にしたい、やるからには後悔はしたくない」と8年前、30歳に会社として運営し始めたそうです。」
菊農家でありながら、時には葡萄農家や花農家で働いて学んだりと、積極的にノウハウを学んだそうです。

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常に吸収する姿勢と、人との繋がりを大切にする高津佐さん。
その謙虚かつパワーあふれる想いで、農業を元気にしてほしいですね。

NEW OPEN予定のお花屋もぜひ取材に行かせてください!

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