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一問一答「あなたが、今乗り越えたい問題はどんなものですか?」【苦悩耐性】

あなたが、今乗り越えたい問題はどんなものですか?

今回は、自分の興味がないことをやるのが面倒だという方の相談をもとに、苦しみや悲しみを乗り越えるための苦悩耐性について解説していきます。

昔からやりたいことがなく興味があることもありません。興味がないことをやるということがめんどくさいと感じて動けずにいます。
何か副業に挑戦したいと思っていますが、私はどうすればいいでしょうか?

興味がないことをやるのが面倒だと感じて動けないというのは、新しいことに対して恐怖を感じるのと同じくらいやばい状況です。

人間はやってみないと自分が興味を持てるかどうかはわかりません。
自分がやってもいないのに興味がないと思うのは、新しいことに対して恐怖を感じているのと同じ意味です。
人間にとってのデフォルトは「変わりたくない」です。
リスクを取りたくないし、今生きることができているのであれば、変わることはしないで生きていこうとするのが人間の本能です。

自分が変わることを恐れるのは人間の本能です。
そのことに人間は色々な理由をつけようとします。
「それはリスクだから」と言って行動しない人もいれば、「自分は安定しているから別に興味はない」と言う人もいます。
全て同じです。

自分が変わることを恐れているということを理解してください。
興味がないことをやるのが面倒だと感じるのであれば、普通に会社員でいればいいと思います。
会社員として言われたことを行って一定のお金をもらうプロ会社員になればいいと思います。

何かしたいと思っているけれど、興味がないことをやるのが面倒だと思っていたら何もできません。
やりたくない事をやらないで自分が変われると思わない方がいいです。
誰でも好きなことができればいいですが、それがいきなりできる人はいません。
嫌なことや苦しいことを通り過ぎないとできるはずがありません。

嫌なことや苦しいことがあるからほとんどの人が変わりません。
ということは、それを通り抜けることができれば僕たちは他の人から抜きんでることができます。
それが出来ないのであれば、悪いことは言わないので普通の人生を歩んだ方がいいと思います。

以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。

苦しみの先に幸せがある。苦しい中でも工夫を怠らなかった場合は。

人は行き詰まったりうまくいかず苦しい状況にあると、なぜかそれまでと同じことを繰り返そうとしてしまいます。
なぜうまくいかないのかと考えながら、ずっと同じ方法を続けていることがよくあります。
以前はこの方法でうまくできたのに、なぜうまくできないのかと行き詰まります。

失敗したりうまくいかないと「以前はうまくできたのになぜできないのだろう」と考えがちですが、これが危険な考え方です。
以前うまくいった時と何が違うのだろうと悩んだりしますが、人間は以前と同じことをしているつもりであってもどうしても少しずつ違っています。
体調や周りの環境によっても少しずつ変わりますし、ビジネスなどの場合にはトレンドという、もっと大きな動きにも左右されてしまいます。

ですから、以前はこの方法でうまくいったはずだと考え同じことを繰り返すのではなく、気づかないうちに何かしらの条件が変わっている可能性もあるわけですから、一旦その考え方をリセットする必要があります。

うまくいかない時ほど少しだけ変えてみることを意識してください。
工夫や改善を常に続けていくことが重要です。
うまくいかない時にその方法を少しでも変えてしまうと、余計にうまくいかなくなってしまうと考える人もいるかもしれませんが、少しだけ変えてみてうまくいかないのであれば、その方法が間違っているということを理解できるだけです。

とはいえ、あまりに大きく変えてしまうと、それもプレッシャーになってしまうので、おすすめとしては10%変えるということを意識してみてください。欲張ったとしても20%ぐらいまでにしてください。
少しだけ方法を変えてみるということが重要になります。

毎日の進歩を実感することは大切ですが、欲張りすぎないようにしてください。
常に右肩上がりに成長していかないといけないと考えてしまうと、それは大きなプレッシャーになってしまいます。
どんなものでも常に階段状で上がっていくものだということを理解していただければ、 あきらめない人の考え方を身につけることができるはずです。
人生というものは階段状に成長していくものです。

苦悩耐性:苦しみを受け入れ乗り越える

ラディカルアクセプタンスや忍耐力については、過去にこれらの記事でも紹介させてもらっています。
自分の力で変えることができるものと変えられないものを分けて、変えられないものは受け入れる、そして、 変えられるものを変えていくことが重要だということでした。

例えば、会社の中での立場や会社からの扱いに納得がいかないということで悩んでいる人もいるでしょうが、会社の中での立場というものは転職すれば変えることができるものです。
ですが、自分の過去や生まれ持ったものは変えることはできません。
自分の力で変えることができないものを受け入れることで、それ以外の変えられる部分に向き合っていくことができます。

これは諦めるということとは違い、変えることができるものと変えられないものを区別して判断することが大事だということです。

結局、苦しみを乗り越えることができる人は我慢する人ではなく、その苦しみを受け入れる人です。
乗り越えるべき苦しみには意味を見出して乗り越えていきます。
逆に、必要がない苦しみには立ち向かい、それを解消していきます。
これができないということは、現実に向き合うことができていないということです。

苦悩耐性を高める7つの質問

とはいえ、現実に向き合うのはなかなか難しいものです。
ですが、苦しみに耐えられる人間しか現実を変えることはできません。
苦しみに耐える力を身につければ立ち向かっていくことができます。

そんな苦悩耐性を高めるための7つの質問を紹介していきます。
これから7つの質問を紹介しますので、それに対する答えを紙に書き出してみてください。

この質問に答える時には、2つの注意点があります。

①自分の主観や感情ではなく、できるだけ客観的に答える

②客観的になることと自分を責めることとは別のことということを忘れない

自分を責めることが現実と向き合うことではありません。
現実に向き合うというのは、今自分の目の前にある問題を突破するためです。
現実に押しつぶされるためではありませんので、自分を責めることはしないようにしてください。

自分を責めることは楽です。
自分を責めていれば、それ以上に現実を見なくて済みます。
それは自分を責めるという言い訳を使って、現実から逃げているだけです。
ですから、自分の責任だと言いながら自分を責めるのは、別に美しいことでも何でもありません。
それは言い訳であり、はっきり言って怠惰でしかありません。

それでも、どうしても自分を責めてしまうという方はこちらの本でセルフ・コンパッションを学んでみてください。
自己否定が強い人や自分を卑下する人は、自分はダメなんだと思い込むことによって、ダメだからどうせ何をしても意味がないと現実逃避に進んでしまいます。
自分の良いところもダメなところも受け入れることによって、現実と向き合うということが学べる本です。

ここから先は、苦悩耐性を高める7つの質問と実践的なワークを紹介していきます。
常に現実に向き合い問題を乗り越えて成長していきたい方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。


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