[判断力を鍛える]イメージだけで思い込みを回避してスッキリ意思決定ができる。
こんにちは!こばとーんです!
僕たちは毎日たくさんの数の判断を行っています。
些細なものから大きなものまで様々な判断を行っているわけですが、一貫して言えることは『正しい判断がしたい』『後悔しない判断がしたい』という部分ではないでしょうか。
今回は、ものすごく簡単にできることで判断力を上げる方法を紹介します。
親友を想像してアドバイスすると判断力が上がる
今回紹介する論文はウォータールー大学が調べてくれたもの。
なんと『自分に起こっている出来事や環境を親友に起こった出来事だと想像をして、その親友にアドバイスを送る』というだけの非常にシンプルな手法。
これだけでなんと意思決定の精度を平均で20%も向上させることができる非常にコスパのいい手法なんです。試さない手はないですよね。
伝説上の天才でも陥るバイアスの罠
今回引用した論文の原題は『ソロモンのパラドックスを避ける方法』。
ソロモンのパラドックスとは旧約聖書に登場するソロモン王から由来した心理現象。ソロモン王は古代イスラエルの王であり神から知恵を授かり様々な優れた政治を行ったことで有名な逸話を持っています。
ところが、私生活に関してはかなりゆるかったそうで、豪遊をしてしまったり、堕落した生活を送っていたとも言われているんです。
非常に優れた知性を持ちながら、自分のことになると完全に判断が鈍ってしまう。矛盾した2面を併せ持つことから『ソロモンのパラドックス』と言われるようになったんです。
僕たち人間には『確証バイアス』という心の癖があります。自分が持っている意見に都合のいい情報だけを集めてしまったり、都合の悪い情報は削除したり見えなかったことにしてしまう傾向があるんです。
『えー!そんなことする奴居るの!馬鹿じゃないの!?』
そう思ってる方は要注意。先述した通りソロモン王のような歴史上の天才ですら陥ってしまう現象なのです。どんなに頭がいい人間でも必ずかかってしまう現象なので気をつけておくと良いでしょう。
でも大丈夫。友達を想像するだけ。
こんなことを言われると心配になってしまうかもしれません。でも、安心してください。ウォータールー大学の調査通り、自分ごとを親友に起きた出来事として想像してアドバイスをするだけで意思決定の質は高められるのですから。
非常に簡単な方法なのでぜひ取り入れてみてくださいね!
kobatoneの小林嘉明でした!バイバイ!
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