時間

艦これは好きだけど、noteで書いてるのはVR関係の記事が多いって話

 これまでにも何度か記事の中で触れてきましたが、私は、艦隊これくしょんというオンラインゲームをプレイしています。2014年に提督として着任して以来、長期間休止することもなくずっと続けています。既に課金も軽く10万円は超えていますしね・・・。

 そんな私が、VRの文化と出会い、clusterVRCに手を出すようになりました。時代の最先端を行く、とても魅力的な世界だなと思っています。私の中での最も新しい趣味は何かと問われたら、VR関係のこれらのワードが間違いなく出てきますね。

 それでも、どちらかと言えば私は、VR関係の趣味よりも艦これの方に重きをおいて活動しています。技術力もなく知識も少ない私は、VR関係の趣味はかじっている程度に過ぎません(それでも充分楽しんではいますが)。その世界に触れてきた時間についても、断然艦これの方が長いですしね。

 ところが、そんな私がnoteに投稿している記事を見てみますと、圧倒的にVR関係の話を扱っているものが多いのです。と言うか、艦これの話をメインにした記事というのは、現在のところまだ存在していません。これってどういうことなのかな・・・と思ったのが、この記事を書こうと思ったキッカケです。

 多分これ、理由は簡単なのです。それは何かと言うと、ある程度作り込まれている世界がどこまでこちら側に提供されているか、という部分での差でしょう。また、具体的な運用方法が全然違うということもありますね。

 艦これというのは、自分がプレーヤーとなって開始した時点で、無条件で“提督”というブランドが提供される形となります。その後どういうプレイをしようとも、キャラクターである艦娘たちからは、基本的に受け入れられます。

 攻略を進めていく上での不平不満であったりは当然出てきますが、自分が攻略におけるパイオニアになることを目指さないのであれば、誰かの攻略情報を見てラクチンにクリアしていけば良いのです。基本的にはクリック動作だけで進めていくことが出来ますので、複雑なコマンド入力が必要であるとか、そういうテクニックも必要ありません。

 また、ゲーム上で他の提督と直にやり取りする機能はありませんので、そこらへんの人間関係を必要以上に気にすることもないのです(艦これはチャット機能等が存在しなくて良かったと思います)。演習というものがありますが、結局それは艦隊や艦娘を介しての接点となりますからね。

 一方、VR(ここでは分かりやすいようにVRCで考えます)はどうでしょうか。自分が踏み込むための世界そのものは用意されていますが、そこから先の“自分の努力”という部分が、格段に要求されてくるのです。

 理想となるアバターが存在していないのであれば、自らの手で作り出さねばなりません。見た目以外の要素も大事になってきます。どのような立ち居振る舞いをして、どのような考えを示して、“自分”というブランドを確率していくのか。その全ては自分自身にかかってきます。

 VRCは名の通りチャットですから、基本的に、VRという空間内で直にやり取りする相手が居ます。“自分というもの”の表現の仕方次第では、相手から全く受け入れられないということも出てくるでしょう。

 ここで、タイトルの話に戻ります。VRCで活動するに当たっては、自分の身の振り方から何から色々考えて行動していかねばなりません。結局は、他人あっての文化ですので、それに伴う疑問等の思うところは、多々浮かび上がってきて当然です。ですから、記事として何かを書こうと思った時のネタというのは、艦これと比べたら豊富に存在しているのです。

 言うなれば、ゲームの攻略方法でなく、VR空間上における人間同士の攻略方法と呼べるものです。VRの世界やアバターという存在を全て現実に置き換えて考えるならば、VRの文化に直接触れていない人たちにも、わりと伝わることは多いはずです。自分がこうではないかと発信したものに対して、一般的な感覚として、共感してもらえることも多いでしょう。

 艦これは、ようするにゲームなのです。本質は、自分1人でのみ楽しむ文化です(提督同士での交流等は、そこから後に付随してくるものですからね)。ゲームそのものの紹介については、そうそう数を膨らませて書けるものではないでしょう(少なくとも、私はそう思います)。また、攻略方法については、ネタとしてはいくらでも書けるでしょうけど、noteを攻略サイトにするつもりは私にはありません。

 ですから、艦これの話題をメインにして書こうと思える話が、実際の所あまりないのですよ(伊13をサルベージした話なんかはありますけど、誇らしげに記事にする内容でもありませんしね・・・)。艦これあるある的な話については、同じゲームをしている人からは共感してもらえるでしょうが、ゲームをしていない人たちからすれば、説明されてもよく分からないという話が明らかに多くなるでしょうしね。

 そういうわけで、のめり込んでいるのは艦これの方であるものの、記事として色々書ける方はと聞かれると、VR関係の話が圧倒的に多くなったわけです。

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