【こども+お金】#19 “衝動買い防止”考える時間が大事
我が子に
『お金とうまく付き合える習慣』
を身につけさせるため
おこづかいを通して
さまざまな経験をさせています
長男くん(12)は
おこづかいを毎月使い切ることなく
欲しいものがない時は
『お金を貯める』
事ができるようになりました
ある程度まとまったお金があるので
欲しいものと出会った時に
『購入する選択』
ができるようになります
それとともに
『購入するかどうかの判断力』
も必要になってきます
長男くんの
その様子を紹介します
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ある日突然
「ジュースを作るための『ミキサー』が欲しい」
…と言い出す長男くん
そのいきさつを聞くと
家の冷蔵後にあるプルーンの袋に
プルーンジュースの作り方が載っていて
それを作ってみたい
3000円くらいで買えそう、とのこと。
私はその話しを聞いて
『絶対いらないでしょ!』
『一回使って満足してお蔵入りするパターンでしょ!』
…と思いつつも言葉にはせず
いくつかの質問をして本人に考えさせた
「本当に欲しいものなの?」
「家にあるもので作れないの?」
「他に買いたいものはないの?」
「プルーンジュース以外は他にどんな事に使えるの?」
彼の思考を整理するように
私は質問を繰り返した
ここで親として気をつけたことは
私の『いらないでしょ』という
感情を出さないようにしたことです
不必要なものを
購入させることも
良い経験になると思ったので
3000円のミキサーを買うこと自体は
何の問題でもないからです
もしかしたら
このミキサーを通して
ジュース作りに目覚めて
『フレッシュジュース屋さん』
になるかもしれないし
子どもの可能性を潰さないように
気をつけています
この親子の会話を重ねて
彼の気持ちは変わらなかったので
「いいんじゃない、買ってみたら?」
…と私も同意した
翌日
「ミキサー買ってくる!」
…と片道 歩いて45分の家電屋さんに向かって行った
私が車で送ることも出来たが
あえて自分で歩かせた
『本気で買うつもりなんだなぁ〜』
と感心していたら
「やっぱり買うのやめた!」
と手ぶらで帰ってきた
「どうしたの?」と聞くと
「家電屋さんでミキサー見ていたら、やっぱりいらないなって気持ちが変わった」とのこと
「そっか。でも欲しいと思って自分で調べて、考えて、行動して、最後に『買わない』と決断できたことはすごいと思うよ。良い経験したね」と伝えました
彼はこの『欲しい』という欲求から
一連の流れを経験し
『衝動買い』を回避できたことに
満足気な表情をしていました
これは彼の[成功体験]として
記憶に残ったことでしょう
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大人の私でも
衝動買いで反省する事が多々あります
自由にお金を使える分
タチの悪いムダ遣いです…
私自身も気をつけながら
子ども達にも伝えたいことは
◯欲しいと思ってもすぐ買わない
(金額に応じて数日考える)
◯『今買わないと もう買えなくなる』
はご縁がなかったものとして買わない
◯『あると便利だけどなくても平気』
など 生活に困らないものは買わない
◯迷ったらとりあえず『買わない』と決めて家に帰る
…ことです。
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ネット環境が整ったことで
安価で 評判の良いものを
気軽にポチッと買えるようになりました
その分 日常生活に誘惑が増え
衝動買いのリスクが高まりました
自分の『欲求』から『購入』までの
パターンを理解し
不要な買い物でムダ遣いをなくすよう
『マイルール』を作る
うまくお金を使いこなし
お買い物を楽しみながら
より豊かな人生を送りたいですね
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〜コバヤシ余談〜
美容・ファッションに興味がなく
外食は好きだけど
日常の食事は『仙豆』で済ませられたらいいのにと思うくらい無頓着
お酒飲まない タバコ吸わない
最近はコミュニケーション能力の低下により友達とも会わず
物欲が低い 私の最大のムダ遣いは
『お菓子』くらいかな
カゴいっぱいのお菓子を見て
私の母がいつも理解に苦しんでます
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https://note.com/kobanchi/m/m0ec20d28ff94
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