【こども+お金】#16 〜お金に興味のない子が増えている〜
現代の子ども達は
スポンサーが多い時代を生きているので
物に満たされています
誕生日やクリスマスには
父母・両家の祖父母・おじおばなど
たくさんのプレゼントがもらえる
ようになりました
ネット環境が整ったことで
実際に会わなくても
「何が欲しい?」と気軽に
やりとりができるようになり
名前を知らない商品を言われても
Amazonで検索し
何でも簡単に手に入るようになりました
スポンサーが多い子ども達は
自分達の欲求を超えて
物を与えられるようになったのです
常に欲しいものは買ってもらえるから
自分のお金がなくても
まったく困らないのです
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私も長男くんが小さい頃は
スポンサーに恵まれ
たくさんのおもちゃに溢れていました
『今流行っているもの』
『教育に役立つもの』など
私たち大人が先回りをして買い与え
我が子の知的好奇心を
奪ってしまっていた事に気づいたのです
その反省をもとに
我が家で 子ども達の欲しいものは
年に一回
『クリスマスにサンタさん』
にお願いするだけとなりました
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私が子どもの頃と
時代が大きく変わったので
〈子ども頃の経験〉と
〈自分の子育て〉が
比較しづらくなってきました
物に満たされて
お金に興味のないこども達が
大人になった時に
どういったカタチの社会になるのか
私にはまったく想像ができません
そういった子ども達の未来を
否定したいのではなく
〈自分の経験〉
〈自分が想像する未来〉と
《未来を担う子ども達の生きる世界》は
大きく異なっている事に
気づかなくてはならないと思っています
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未来の変化を想像しながらも
結局 私は 自分の経験を基準に
我が子の子育てをしていく事になるので
我が子には『お金』に興味を持って欲しいと思っています
[欲しいモノがみつかり]
[それを手に入れる方法を考え]
[好奇心を満たすために働き]
[働く事で社会貢献をし]
[自分の喜び・居場所・仲間を築く]
そのステップを踏んでいって欲しい。
なので私は『お金』も『モノ』も
子ども達には必要最小限にとどめることにしました
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お金の概念が大きく変わろうとしている現代
自分の可能性の幅を広げてくれる
『お金』とうまく付き合っていけるよう
未来を想像しながら
子ども達と共に
自分自身も勉強を重ねていきます
▼【こども+お金】バックナンバー▼
https://note.com/kobanchi/m/m0ec20d28ff94