冬は乾燥するし夏は蚊に刺されるから家の中で話そう

今年に入ってある1つのアプリが日本に上陸した。clubhouse。ニュースなどで連日取り上げられていたからその名前を聞いたことがある人も多いかも知れない。

Clubhouse(クラブハウス)は、招待制の音声配信SNS。つながりがある人同士でラジオ放送のように自由に会話を楽しんだり、興味ある人はその会話を傍聴、さらには会話に飛び入り参加もできる。

このアプリの最大の特徴は招待制。既にclubhouseを利用している人に招待してもらえないと始めることすらできない。これが地味にハードル高い。招待には枠があって無闇矢鱈に招待しまくる事はできない。そうなってくると「(貴重な枠を使って)俺を招待してよ!」とはなかなか言えない。この意見は僕の周りでも、Twitterなどでも割と見られた。

紆余曲折ありながらも何とか招待してもらえた。晴れて僕はclubhouseの住人となったのだ。正直言ってただ物珍しさで始めただけだから、どういう風に活用しようかなんてほとんど考えてない。1つの分野に特化している人はとりあえずその分野をテーマにした部屋を作れば勝手に人が入ってくるが生憎僕にはそんなものはない。始めたもののどうすればいいのかわからない。すると

clubhouseは"道端で友人と話していたら通りすがりの人も加わってくれる"アプリ

という解釈をしている人を見つけた。僕は急いで友達を招待した。そしてそこで雑談をした。これでいい。今僕たちは地元で話している。割と人通りの多い道端で。高校を卒業して以来話す機会が無かった人も、成人式以来会ってない人も通るだろう。なかなか集まりにくいこのご時世、昔話に花でも添えようじゃ無いか!

誰も入ってこない。

そもそもclubhouse自体みんなやってない。僕たちが話していたのは人通りの多いメインストリートではなくただの路地裏だった。こうなってしまえばLINEのグループ通話でいい。

家入ろ


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