約40枚の画像で解説!ぶかぶかの革靴をDIYでジャストフィットさせた~テクシーリュクス~

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

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革靴が急に必要になる

冠婚葬祭や仕事の大事なプレゼン、急な面接など、フォーマルな場面ではきちんとした革靴が求められます。そんな時、慌てて購入した革靴のサイズが合わなかった経験、ありませんか?

今回は、そんなぶかぶかの革靴をジャストフィットさせた方法をご紹介します。

今回は前回の続きです。
実際に大きめの革靴を買ってそれを足に合わせてみました!


作業が苦手な人への対策も最後に乗せています。



今回調整した靴の名は

テクシーリュクス
TU-7010

今回はこの靴を使用しています。
わたしにとっては、23.5cmがベストです!

しかし、あえて24cmで買っています。
この理由は前回も行ったのですが

ストレートチップ×内羽根×黒×ひも靴のフォーマルシューズ

を履きたかったけれど、最小サイズが24cmだったから!


まずはどこが合わないかのチェック

何が合わないか見ないと対策はできないので見てみます。

実際に靴に足を入れてみます

ふつうに足入れした様子

つま先の位置がここ

やっぱりちょっと長いですね!
また、履いて気付いたのが甲周りのゆるさ

縦もそうだし

横もそんなに合っていない

全体的にでかい!ということで早速やっていきます。

最初にやることはインソールを剥がすこと

下から掬うように手を入れ、縁から徐々に中央に進軍するように剥がすと比較的きれいにとれる

次にサイズ調整のシートを作る

※わたしは自前のクッションを使っていますが、ない人はホームセンターやダイソーでEVAシートが買えるので買おう。厚さは2.5mmぐらいでOK

型を取って

カットして、さらに重ねて切る

そうすると1セット分がとれる。

※結果として、今回は片足1セット(2枚)を使いました。
合計4枚必要

一旦靴の中に入れてみてサイズチェック!
これで問題なければここで終了!

タンパッドを追加

わたしは踵の抜け感があったのでタンパッドを追加
ちなみに両面テープで接着


タンパッドがない人は買おう!

それでも踵の抜け感が止まらない

ということで中に入れたシートを改良!
元々ついているインソールの土踏まず支えが原因な可能性もある

まず、土踏まず支えの後端を確認

サイズ調整シートにその位置を転写

マーキング

そして、ここをカット

こうなる!

できる人はこのように扇形になるようにカット。こうすることで踵骨に触れにくくなる。踵骨がシートに乗ると踵が浮きやすくなるのでその対策。

できるならこういうカットをするのがおすすめ!

そしたら入れる

ここからは足が回内しやすい人への対策(わたし)

このような土踏まず支えを作った
(20秒ぐらいで)

ない人は買おう

靴を見て、どの部位に設置するか見る

方法は簡単で、最も履き口の開きが大きい凸部分にアーチクッションの中心がくるように置く。

例えば、わたしの足の場合はペンで指している部位が最も開きが大きい場所

そこに、インソールの中央というか頂点がくるように置く

これを固定する。

本当は両面テープが良いけれど、丁度切れてしまったのでテープで代用。自分用だしこれぐらい適当でOK

U字クッションを作る

わたし場合、もっと足首周りをフィットさせたいのでここからさらに「U字クッション」を作ります。

作り方は簡単で、先程踵の部位をカットした端材を使用します。

使うのは、先程要らなかった方!

それをこのように、縁からおおよそ6-10mmぐらいの位置でぐる~っとマーキングする。

それをカットしたらこのようなクッションができる!
必要なのは意外と右のU字

それを靴の中にセット!

これによって、擬似的なカップインソールを作ります。縁が高くなることで分だら踵を左右からぎゅっと包むようになり踵が安定する。さらに、体重がかかるほどこのホールドは強くなる。

靴版だいしゅきほーるどとも言う

最後に、最初に作った2枚のシートの片割れも同じようにカットして入れて、元々のインソールを入れたら完成!

する訳もなく

ここから革の調整に入ります。

注意!ここから靴屋の禁忌を行います

必要なのはパワーと力と筋肉です

準備運動として、なかやまきんに君を見てモチベーションを高めることを勧めます


では、参ります。


まず、靴のカカトがこうあるでしょ?

それをこうします!
靴の踵を押しつぶすのです!

4-5回ぎゅっぎゅっと体重を乗せ、力を乗せて潰します

イメージとしては、心肺停止された人に行う心臓マッサージの要領です。撮影の関係上片手でやっていますが、両手を使い、体重を乗せて行うのが良き。体重が軽い人、力に自信がない人でもこれなら十分潰せる

親の仇のようにやってもらって構いません。

横からもやる

補足
基本的に靴の踵をつぶすのは禁忌とされています。聞いたことあるでしょ?靴のカカトの芯材があることで足を固定できるのですが・・・これが硬いことで足に馴染みにくいという側面もあります。

とくに、わたしのように靴擦れしやすい人、サイズが大きい靴を買った人は絶対にやるべきだと思う。例えやってはいけないと言われることであっても。

これをするだけで随分と足に馴染んで履きやすくなります。

勿論、全ての靴にやるべきではありません。足に合いにくい人、靴擦れしにくい人におすすめという話。

全体的に柔らかくなるのを感じたら
踵をこのように摘んで最後にもう一押し

本当はここからヒートガンで熱して冷まして型をつけたいのですが、そこまでしなくてもこういう手技だけでも十分

この作業をもう片方の靴にも
行ったら本当に完成です!

でぎだ!


結果はこのような感じ

バッチリですね!

履き口周りの空間もないので、これなら十分歩けるし踵も安定しているので靴擦れも起きにくそう。

ちなみに、撮影しながらなので片足だけでトータル30分はかかりました。残った片足は撮影しなかったので3分かかったかな?ぐらいで完成。

作業が苦手な人へ

アシートを重ねて入れるだけでも十分!紙だからカットもしやすいし2枚重ね、3枚重ね試してみよう!

足に合わない靴も工夫次第で合わせることが可能です!

いってらっしゃい! 😄✨


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