【定番】こどものインソールの考え方

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

こどもにインソールって必要ですか?

このようなご相談をお受けしたとき
決まって答えるのが

基本は小児科、整形外科にご相談を
もしくはこれらに該当するなら検討してください。

  1. お子さんが足の痛みを訴えている

  2. 明らかに歩き方がおかしい

  3. ふらふら歩く

これ以外の場合、ちょっと様子を見ても良いかもしれません。


【解説】

こどもは紆余曲折を経ながら成長します。

柔らかい骨の状態で
身体の成長に合わせて
様々なテストをしながら大きくなっているのです。

その過程の一コマを
切り取って見ると驚きます

大人基準では異常と思える形であっても
柔らかい身体のこどもにとっては
正常だったりするのです。

ですので、こどもにインソールは基本的に不要です。

インソールによる足裏の支えが
足というバランスに影響する
器官の成長を阻害する可能性が高いからです。


可愛い子には旅をさせよ理論

と言いますか
見守りましょう。

そうやってこどもは強くなっていきます。

でも、冒頭で述べたように
お子さんが足が痛い!と言った
見るからに歩き方がおかしい!

といった際には対策が必要です。
整形外科にご相談を!


こどもの足は本当に難しい。

長年靴屋をやっていると体験的に気が付きます
医学的な定番の対応が難しいことに

この体重で、この傾きになったとき
この関節にかかる力が
おおよそこれぐらい

この負荷はこの子にどう作用するのか?
負荷を減らすべきか、成長を考え
維持すべきか・・・

これを経験と感覚と一般常識に当てはめて
お子さんに聞きながら対応することが
多いです。

イレギュラー要素があまりにも多いから。

靴であっても、インソールであっても

個別に対応せざるおえないので
上手く提案出来た!
と思っても

あとで、ちょっと心配になりがち

慣れてるからこそ不安になります。

※例えが適切かは分かりませんが
ねこ(ΦωΦ)みたいなものです。

えっ!と思うような体勢でも大丈夫なこと多し

こどものインソールはきほん要らない



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