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より良い靴のフィッティングを得たいなら「同じ特性の足+足に詳しい人」に聞くすゝめ

こばです!

靴のフィッティングって難しいですね。
でも、お悩みの多くはだいたいこの2つに集約されます。

  • 幅広 or 幅狭

  • 甲の高さ

また、その他の判断基準も多く(足の特徴・身体の使い方・ケガの歴史など)難しいお足をされている方は、ちょっと検索したぐらいの知識で合わせようなんて無理ゲーだと思います。

でも、もっと根底にあるものが物事を合わなくしているようにも思うんですよね。

足に悩んでいる人こそ、今回の話を聞いて欲しい。


靴のフィッティングが難しいのは基準が違うから

靴のフィッティングも教科書的な正解はありますが、個人によって導き出す正解は違います。それは、経験則から得られる正解が人それぞれ違うからです。

最も分かりやすいのは「足幅」

【例えば】

  • 幅広の人・・・サイズ大きめに選びがち

  • 幅狭の人・・・サイズ小さめに選びがち

このような傾向にあり、このバイアスは靴に携わる経験が長くなっても残りやすく感じます。

というか、より強まっている人も多い気がする・・・


フィッティングの偏向バイアス

・幅広の人は教科書的な選び方をしたら小さく感じやすいので「経験上、大きめが正解」だと認識しやすい傾向にあります。

・幅狭の人は教科書的な選び方をしたら大きく感じやすいので「経験上、小さめが正解」という意識が根底にあります。

こうなりやすいのは、今までの人生で自分にとって、最も足に合うサイズ感がそうだったからです。靴屋としてそこそこ経験値があるのですが、この傾向は大いに感じます。


〇〇とは言っても〇〇だよね

みたいなのってあるじゃないですか?『しっかり味付けされたラーメンとは言っても・・・コショウを大量にかけるのが最も美味いんだよね!』みたいな。

靴屋でもこの傾向はあります。

足長+1cmとは言っても・・・

もう少し大きめが良いよね!(幅広)
もう少し小さめでないと踵抜ける!(幅狭)

みたいなのってどうしてもあります。木型云々、素材云々ありますがこういう根底にある長年の経験からくる自分の感覚には逆らえないときがあります。

このバイアスに流されたときにだいたい失敗します。


失敗したくないなら同じ特性の足で詳しい人に聞く

最も失敗しにくいのはこれだと思います。美容室でもそうですよね?

自分に近い

  1. 髪質

  2. 毛量

  3. 頭の形

これらに該当する美容師さんに出会えたら『だいたい上手くいく』そんな経験ありませんでしたか?どうやったら失敗するのか?どうやったら上手くいくのか?

これを『プロ目線+自分の経験』から導き出された情報を持つ店員さんほど頼もしい人はいません。同じ悩みに向き合うプロでもあるからです。

靴選びも同様です。

『同じような足の形』+『足に詳しい店員』に相談すると高確率で良い答えを教えてくれます。その人があなたと同じように、今まで悩んでいたトラブルであり、散々対策をされたであろう事柄だからです。

靴のフィッティングで本当に迷ったら、同じ悩み・同じような足の形を持つ足に詳しい人を見つけてみましょう!きっと、対策し克服された先人かもしれません。


ちなみにわたしは、

足幅   日によってBのC幅
踵の細さ 小学3年生より小さい
足の甲  やや高め
足長   22.6cmぐらい


という成人男性としては異例の小さな足をしています。
靴ずれ対策、細足への対策に関しては自信があります。


細足で悩む人にはわたしのバイアスでフィッティング調整が可能ですのでお気軽にどうぞ。


とりあえずタンパッドからはじめよう。
話はこれで解決できなかった瞬間からはじまります

※仕事柄、横幅が広くて悩むお客様も多いのでお足を見た瞬間傾向とバイアスをガラッと変えられる経験も積んでいます。


カラダに関する情報を国内外問わず分かりやすい形に直してどんどん発信していきます。頂いたサポートは次の文献購入費用に宛てております。 もし、よろしければ文献購入費用のお手伝いをして頂きますと幸いです。よろしくお願い致します。