見出し画像

子どもが考えて動くクラス

0、はじめに

子どもが考えて動くということはどういうことなのでしょうか。
結論からいうと

「指示待ち人間」の逆  です。

自分で考えて「次に何をするのかな。」「こうしてみよう。」などの気持ちを持たせるためにはどうするべきなのかを書いていきます。

1、先生がいなくても動く

子どもの朝の時間はどうなっていますか?

先生の朝の打ち合わせが終わるまでは子どもたちだけの時間です。

朝の会をするのもいいでしょう。学習をするのもいいでしょう。

大事なのは先生がいなくてもそれができているかどうかです。

1学期の初めの方は中々できないでしょう。もしできていたら、前の担任の先生がすごい指導をしていたんだと思います。

2学期になれば、担任の先生のやり方に慣れてきて、自分たちで動くことへの安心感が出てきます。安心感というのは、「朝の時間はこうすればいいんだ」という基本動作を身につけたときの気持ちです。

先生はぜひ自分たちでできたときに価値をつけてあげてください。
僕は常日頃から「先生がいなくても動くってことは考える力が身についているってこと」「大人になった時に苦労する人は言われてから動く人、ほめられるのは、まちがっても自分で考えて動く人」と価値づけています。

まちがっててもいいんです。それを価値づけておくことで安心感にかわります。

2、まちがいは宝物

自分たちで動く=自主性

これを生み出すためには、まちがえることが悪くないと子どもに伝えなくてはいけません。

高学年だと、手をあげたくないのは、間違うのが怖いから ということが起きます。その分低学年は、恐れず立ち向かう子が多いでしょう。

ただいうだけでは効果がないんだと思います。

子どもが間違えたときに 間違えたことで次につながるよねって伝えてあげてください。価値づけてあげてください。

「廊下を走っちゃダメなのは知っているよね。でも今回は走っちゃったね。外で遊びたい気持ちもわかる!走ったらどうなるかな?」

「けがをするかもしれません。」

「おお!今回間違ったことで 走るとけがをするかもしれないと考えることができたね! まちがいは宝物だよ!次に生かそうね」みたいに

3、ダメなことはダメ、基本的にはOK

ただ、なんでもかんでもOK!では学級崩壊になってしまいます。

先生がこれだけは許せないというルールを作っておいて、それを子どもたちに伝えましょう。


僕は 一人の行動で他の人が損をする行動 については叱ります。

・走ることでぶつかり人をけがさせる
・学んだことを自分一人のものにする
・時間をみて動かないこと

この3つには厳しいです。でも伝えていけば、納得してくれます。これら以外のことについては基本的にはOKです!


4、まとめ


今日は子どもが考えて動くクラスに必要なことを書いてみました。

・多くの機会で価値づけること
・間違いを次にいかせるようにすること
・ダメなことはダメとつたえること


もし、参考になりましたら、フォロー&スキをよろしくお願いします!!

ではでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?