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【初心者向けプログラミングドリル】ホバーアクションゲームを作る

プログラミングドリルとは?

この教材は小学生〜高校生までのプログラミング初心者向けに作られた、ゲームプログラミング教材です。
この教材にサンプルコードは登場しません。
Scratchのブロックで構成された設計(アルゴリズム)だけを提示します。
Processingやp5.jsを想定してアルゴリズムを設計しています。

今回作るもの

ホバーアクションゲームです。
ふわふわと不安定に浮きながらの操作感が気持ちいいです。

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プレイヤーとなる四角形を、とりあえず、表示する

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プログラミングドリルが初めての人もいると思いますので、コードの例を書いておきます。
上記の場合、以下のようなコードになるかと思います。

// Java(Processing)の場合
void setup(){
  size(600, 400);
}
void draw(){
  background(0);
  fill(255);
  rect(300, 200, 30, 30);
}

// JavaScript(p5.js)の場合
function setup(){
  createCanvas(600, 400);
}
function draw(){
  background(0);
  fill(255);
  rect(300, 200, 30, 30);
}​

プレイヤーの座標を変数にする

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プレイヤーが、とりあえず、下に落ちるようにする

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プレイヤーが自然に下に落ちるようにする

とりあえず下に落ちるだけだと、動きが不自然で重力感がありません。
自然な感じで、重力感を感じる動きに修正します。

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プレイヤーが、とりあえず、上に浮上するようにする

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プレイヤーが自然に浮上するようにする

とりあえず上に浮上するだけだと、ただのジャンプでしたね。
スペースキーが押されている間、浮上する力を徐々にあげて、自然な浮上になるよう修正します。
スペースキーが離されたら、力を抜くようにします。
ここでは、「isUp」というフラグを使うようにしました。

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プレイヤーが横にも移動できるようにする

せっかくなのでプレイヤーが横にも移動できるようにしましょう。

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課題その1. 横の移動を減速させよう

今のままでは横移動が止まることがありません。
慣性の法則を感じさせるよう、徐々に減速させましょう。

課題その2. 当たり判定を使ってゲームに仕上げましょう

敵を出したり、スコアとなるアイテムを出したり。
ホバーアクションの操作感が絶妙に難易度に直結するようなゲームデザインにしましょう。
また、当たり判定は以下のアルゴリズムを使って関数にしましょう。

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動画で復習する

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